9月13日、Netflixの新しいシリーズ『いつかの君に』の主演俳優カン・フンのインタビューが行われた。
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『いつかの君に』は、1年前に亡くなった彼氏を懐かしがっていたジュニが、運命のようにタイムスリップした1998年で彼氏とそっくりなシホンと友達のインギュに出会って繰り広げられるミステリーロマンス。台湾でヒットしたドラマ『時をかける愛』の韓国リメイク作である。
カン・フンは劇中、聴覚障がいを持つインギュを熱演した。インギュは家庭環境と障がいのせいで早く寂しさに目覚め、同質感を感じるミンジュに想いを寄せることで胸の痛む三角関係の中心に立つキャラクターだ。
昨年のヒット時代劇『赤い袖先』でホン・ドンノ役を務め、長い無名時代を終えたカン・フン。その後、『シスターズ』『コッソンビ熱愛史』などに出演し、最旬俳優として人気を博している。
カン・フンとのインタビューは、以下の通り。
「僕も制作発表会でその話を初めて聞いた。当時は台本を読むのに夢中だった。インギュの姿をうまく表現しようとした。内気だが、内面が落ち着いていると思った。ただ、告白のシーンではしっかりと気持ちを表現したかった。そういう部分をお見せし、頑張った」
「インギュと似ている部分もある。誰かが好きになると、待つほうだ。そこは似ているが、待ちながらタイミングが合えば告白する。インギュは自分を好きになってくれて理解してくれるまで待つが、僕はその人も僕のことが好きだと感じれば告白する」
「もし愛を選んでも、僕の友だちは裏切りだと言わない(笑)。愛を選ぶ。僕の友だちは僕と同じ人を好きにならないと思う。友だちが愛を選んでも理解してあげる。僕の友だちって、そもそも恋愛中にはよく連絡が取れない(笑)。個人的にも、友だちとの感情より、愛の感情が大きい。誰かが好きになると周りがよく見えない。良い友だちはたくさん作れるので(笑)」
「仕事を休んでいた時間が長かった。他の人から見ると短い瞬間かもしれないが、その瞬間がとても大変だった。だからといって、演技を諦めたいとは思わなかった。まだ時が来ていない、と思って待っていた。その時はオーディションで『どうか僕を選んでください』という切実な気持ちだったが、最近はありがたくも台本を送って下さるので、そういう部分において思いもよらなかったことが起き続ける。幸せな時間を過ごしている。以前は他の俳優たちがやるのは一生出来ないと思って、自分の目標を減らしていた。でも『赤い袖先』に出会って、もっと夢を育てている。目標を修正しながら、もっと高いところを目指して。今は休まずに一生懸命働きたい」
「ものすごくお金を稼いでいるわけではないが、両親にお小遣いを渡し、美味しいものをおごるのが目標だった。そういうの成し遂げようとしている。ずっと良いものをお見せしたい。両親はいつまでも待ってくれないので。そういう部分において、最も満足できる人生を送っている」
カン・フンが主演した『いつかの君に』は、Netflixで独占配信中。
(記事提供=OSEN)
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