ミュージカル俳優として2007年にデビューしたパク・フン。ドラマでは、2015年の『ああ、私の幽霊様』や2016年の『太陽の末裔』、さらに2018年から2019年に放送された『アルハンブラ宮殿の思い出』などの作品で活躍している。
そんな彼が、これまでに出演した時代劇は『六龍が飛ぶ』『ヘチ 王座への道』『緑豆の花』である。パク・フンはいったいどんな役を演じていたのだろうか。
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高麗の滅亡から朝鮮王朝建国という激動の時代を舞台に描かれて時代劇『六龍が飛ぶ』は、2015年から2016年にかけて放送されたドラマである。
この作品には、朝鮮王朝の初代王である李成桂(イ・ソンゲ)役のチョン・ホジン、李成桂の五男である李芳遠(イ・バンウォン)役のユ・アインなどが出演していた。
その中でパク・フンは、作中に登場したムミョンという秘密組織の一員で、ハン・イェリという女優が演じたユルランの兄であるチョク・イングァンという人物に扮していた。
次に出演したのが、2019年に放送されたチョン・イル主演の『ヘチ 王座への道』だ。
現在、NHK総合テレビの午後11時から新たに放送されているこの作品で、パク・フンは町のゴロつきたちのリーダー的存在で裏社会のボスであるタルムンを演じている。
そのタルムンは実際の歴史には存在しない架空の人物で、義理人情に厚くて貧しい庶民を陰から支えているが、彼自身はある女人を探しているようだ。
今後、物語が進むにつれてタルムンを演じるパク・フンはどのような演技を見せてくれるのだろうか。
さらに、彼は『ヘチ』と同じく2019年に放送された時代劇『緑豆の花』にも出演している。19世紀末期の朝鮮王朝で起こった甲午農民戦争を背景に描いた作品で、主人公のペク・イガンを俳優のチョ・ジョンソクが演じた。
このドラマでパク・フンは、そのイガンの同志であるキム・チャンスという人物に扮していた。
ちなみに、この背景にもなっている甲午農民戦争とは、悪性と外国の侵略に対する農民の戦いで、東学党の乱とも呼ばれている。
以上のように、数々の作品で多様な演技を見せてきたパク・フン。今後、『ヘチ』で見せてくれる演技に注目したい。
文=大地 康
♢パク・フン プロフィール
生年月日:1981年4月27日生まれ
身長:179cm
星座:おひつじ座
学歴:百済芸術大学ミュージカル学科
デビュー:2007年 ミュージカル「オ!あなたが眠った間」
☆主な出演作
『ああ、私の幽霊さま』(ドラマ、2015年)
『六龍が飛ぶ』(ドラマ、2015年~2016年)
『太陽の末裔 Love Under The Sun』(ドラマ、2016年)
『グッバイ ミスターブラック』(ドラマ、2016年)
『モンスター~その愛と復讐~』(ドラマ、2016年)
『裸の消防士』(ドラマ、2017年)
『アルハンブラ宮殿の思い出』(ドラマ、2018年~2019年)
『ヘチ 王座への道』(ドラマ、2019年)
『緑豆の花』(ドラマ、2019年)
『誰も知らない』(ドラマ、2020年)
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