現在、BS日テレで再放送されている『宮廷女官チャングムの誓い』。イ・ヨンエ演じるヒロインのチャングムやその師匠であるハン尚宮など“善人”が多いが、一方で“悪役”も存在感を放っているのが、このドラマの特長でもある。
女官ユン・ヨンノもそのひとりだろう。チャングムの恋敵であるクミョン(ホン・リナが演じている)やその叔母であるチェ尚宮にいつもおべっかばかりを使って、何かにつけてチャングムに意地悪をするイヤな存在だ。
そんなヨンノを演じていたのが、女優のイ・イプセだ。
1979年5月4日生まれのイ・イプセは、1989年の時代劇ドラマ『朝鮮王朝500年』でデビュー。つまり、時代劇ドラマでそのキャリアをスタートさせた役者だ。『チャングム』でも女官姿が板についていたのも同然だ。
『チャングム』以降も『イ・サン』でヤン・チョビ役、『オクニョ 運命の女(ひと)』でオ・チョングム役を演じるなど、“韓国時代劇ドラマの巨匠”イ・ビョンフン監督作品には欠かせない名脇役を担っている。
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そんなイ・イプラ。私生活では今年4月にゴールインしている。4月26日、ソウル市内のホテルで結婚式を挙げているのだ。
お相手は同じ年の実業家。ふたりは2年間の熱愛の末、夫婦の縁を結ぶこととなったらしい。
『チャングム』の劇中では何かと意地悪なヨンノを演じたイ・イプセだが、家庭ではきっと優しい妻であるに違いない。
構成=韓ドラ時代劇.com編集部
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