ドラマ『テプン商事』が“時代劇”と呼ばれることに対し、主演の2PMジュノが複雑な心境を明かした。
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10月27日、YouTubeチャンネル「「channel fullmoon」」はドラマ『テプン商事』の主演ジュノ、キム・ミンハをゲストに招いてライブ配信を行った。
2人と一緒にドラマのハイライト映像を見たホストのナ・ヨンソクPDは、「1997年のIMF時代が舞台だが、あの時代がもう30年前だなんて信じられない」と嘆いた。
これにジュノも「信じられません。このドラマは『時代劇』として分類されているのですが、僕が生きていた時代なんです。なのに『時代劇』と呼ばれるのが不思議で…僕が生きていたのに、もう『時代』になってしまったんだなと思いました」と率直な心情を語った。
すると、1976年生まれのナPDも「切ない気持ちになる。当時、僕はちょうどカン・テプンと同じくらいの年齢でした」と共感を示した。
そして「第1話でクラブで踊るシーンがあるが、髪にブリーチを入れているでしょう? あれがまさに当時の流行だった。僕もよく覚えている」と懐かしそうに語った。
「時代考証は合格ですか?」とジュノが尋ねると、ナPDは「合格です。ヘアスタイルを見て『本当にあの頃にそんなのあった?』という人もいましたが、確かにありました」と太鼓判を押した。ジュノも「当時あの髪型があったかどうかで議論になってましたが、確かに存在しました」とうなずいた。
ナPDはさらに「IMF直前までは本当に韓国経済が好調だった。僕らの世代、いわゆる“X世代”は大学を出れば就職も簡単で、親世代が築いた経済的余裕の中で悩みなく生きていた。だからファッションも自由で派手だった」と回想。
キム・ミンハが「当時のファッションを見るとすごくおしゃれで個性があります」と感嘆すると、ナPDは「今の若い子たちはファッションをわかっていない。あの頃は『俺のことを決めつけるな』という自由さがあった。X世代の次にミレニアル、MZ、Z世代と呼び方は変わっても、結局どの世代も親の言うことを聞かず、自分の考えで行動するという点は同じ。アルファベットが違うだけ」と語り、笑いを誘った。
そして「当時は今よりもっとお金を自由に使っていた。ドラマの中でテプンの母親が『この子に車でも買ってやったら?』と言う場面があるが、今では簡単ではないこと。当時はそれほど豊かだったからこそ、IMFの衝撃が大きかった」と背景を説明した。
『テプン商事』(全16話)は、毎週土・日曜の21時10分に韓国tvNにて放送中。Netflixで世界配信されている。
(記事提供=OSEN)
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