『トンイ』から『匿名の恋人たち』へ!15年経ってもハン・ヒョジュの何が変わらないのか

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Netflixの新作ドラマ『匿名の恋人たち』が序盤から大人気を博している。このドラマは、不器用な面が目立つ大人たちの恋愛模様が軽快に描かれている。

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人の目を見られないという視線恐怖症のハナ(演者ハン・ヒョジュ)、極度の潔癖症を抱えた壮亮(演者小栗旬)、ハナが片思いを寄せる高田寛(演者赤西仁)、壮亮とハナのカウンセラーとなっている精神科医のアイリーン(中村ゆり)…この4人がメインのキャラクターとなっている。

物語の舞台となるのはチョコレートショップ「ル・ソベール」。そこのオーナーとなったのが壮亮で、一緒に働くことになったのがハナである。

もともとハナは、素晴らしい感性と技術を持ったショコラティエなのだが、人目を避けるために「匿名」に甘んじなければならなかった。そんな彼女が、壮亮や高田寛と出会ってどのように対人関係を変化させるのか。繊細な心の移り変わりをドラマは優しく描いていく。

一番注目すべきはハン・ヒョジュの存在感である。誰もが真っ先に感嘆するのが、彼女の日本語の巧みさだ。多忙を極める韓国のトップ女優がどのようにしてここまで日本語力を高めることができたのか。そのことに率直に感心する。

『匿名の恋人たち』
(写真=Netflix)

透明な存在感のある女優

日本に1年間住んで日本語の習得に励んだという。韓国語には「つ」の発音がないので、韓国の人が日本語を話すときには「つ」でとても苦労するのだが、この点でもハン・ヒョジュは見事にクリアしている。その努力と熱意に頭が下がる。

ハン・ヒョジュと言えば、日本で人気の高い代表作が『トンイ』(2010年)である。このドラマがちょうどテレビ東京の韓流プレミアで10月24日まで放送されていた。

15年前の作品だが、この作品を見て『匿名の恋人たち』に目を移すと、ハン・ヒョジュが15年経っても透明な存在感を持っていることがよくわかる。彼女には天性の明るさが備わっていて、その良さが『匿名の恋人たち』でも十分に生かされている。

さらに、ハン・ヒョジュの新しい魅力も発見できる『匿名の恋人たち』。彼女のナイーブな感性をぜひじっくりと見てみよう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン) 

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