『トンイ』女優ハン・ヒョジュの新境地。『匿名の恋人たち』での日本語&ロマンス演技が好評!

2025年10月22日 作品情報 #女優 #Netflix
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女優ハン・ヒョジュがNetflixシリーズ『匿名の恋人たち』でショコラティエに変身し、完璧な日本語演技と繊細な感情表現で、言葉の壁を越えた愛を描き出した。

【写真】ハン・ヒョジュ、小栗旬と登壇!舞台裏でも“笑顔絶やさず”

今月16日に公開された『匿名の恋人たち』は、人と触れ合うことが苦手な男性と、目を合わせることすら難しい女性がチョコレートを通じて少しずつ心を開いていく癒しラブコメ。

ハン・ヒョジュは天才的な技術と感性を兼ね備えたショコラティエ、イ・ハナに扮し、世間と断絶していた女性が再び世界とつながる過程を静かに描いた。

ハナは幼い頃の傷から他人の視線に耐えられず、隠れるように生きてきた人物。チョコレートを作る時だけは自由でいられたが、人前では言葉を発することさえ難しかった。

師匠のゲンジ(奥田瑛二)に才能を認められ、日本のチョコレートショップ「ル・ソベール」で匿名の職人として働きながら、自分の世界に身を置く。

そんな中、潔癖症を抱える財閥の御曹司・壮亮(小栗旬)と出会い、少しずつ心に変化が生まれる。

(写真=Netflix)

互いにだけ不安が伝染しないことに気づいた2人は、少しずつ閉ざされた心を開いていく。

彼女の変化はチョコレートにも現れた。自分と重なる“ワサビチョコレート”に新しい工夫を加え、隠れていた情熱と感覚を表現。しかし、匿名の仮面の裏に隠された現実とすれ違う感情が、彼女を再び混乱へと導いた。

ハン・ヒョジュは本作で、感情を飾らずキャラクターの流れに身を委ねる自然体の演技を披露。感情の波を誇張することなく、視線や仕草の中に繊細な変化を織り込み、登場人物が抱える不安と温かさを同時に表現した。

特に日本語と韓国語を行き来する演技が印象的だった。

(写真=Netflix)

日本でのシーンも、ほとんどのセリフを日本語で自ら演じ、作品のリアリティを高めている。丁寧に磨かれた発音と息遣いがキャラクターの内面と響き合い、イ・ハナという人物の人間らしさを際立たせた。

さらに、作品全体を安定してリードしながら、シーンごとに感情の濃度を精密にコントロール。感情の流れを誇張せず現実的に描き、人物の内面を説得力ある形で完成させた。

日常の会話の中にも微妙な温度差を生み出し、変化やためらいをリアルに表現することで、ハン・ヒョジュらしい深みのある演技を見せた。

(写真=Netflix)

このようにハン・ヒョジュは『匿名の恋人たち』を通じて再び演技の幅を広げた。

キャラクターの内面変化に集中した彼女の演技は、静かでありながらも深い余韻を残す。新しい言語と環境の中でも、自身の色でキャラクターを構築し、国境を越えた感情の真実味を伝えた。

現在、Netflixで好評配信中の『匿名の恋人たち』は、公開直後に日本のNetflixランキングで1位を獲得し、韓国、台湾、タイ、ブラジル、インドネシア、香港、シンガポール、ドミニカ共和国など、複数の国でもトップ5入りするなど、人気を証明している。

(協力=BHエンターテインメント)

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