俳優ナムグン・ミンが、SBS新ドラマ『私たちの映画』(Disney+で配信予定)で約3年ぶりにSBSに復帰する。
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6月10日、同作の制作発表会が行われ、主演のナムグン・ミン、チョン・ヨビン、イ・ソル、ソ・ヒョヌと、イ・ジョンフム監督が出席した。
本作は、映画界の巨匠を父に持ち、その重圧に苦しむ若き映画監督イ・ジェハと、余命を宣告された新人女優イ・ダウムが出会い、限られた時間の中で“今”を生き抜こうとする、切なくも美しいラブストーリー。夢と現実、生と死、愛と喪失が交錯するヒューマンドラマとして描かれる。
演出を手掛けたイ・ジョンフム監督は本作について「この作品には大げさな形容や美辞麗句はありません。登場人物たちの感情に焦点を当て、静かでありながらも心に残る愛と別れの物語を届ける正統派ロマンスです」と説明した。
映画監督イ・ジェハ役を演じるナムグン・ミンは、役作りについて「正直、特別に準備したことはありません。以前に短編映画を撮ったこともあるので、監督の現場の雰囲気はなんとなく分かっていました」と語った。
さらに、「撮影初日のエピソードですが、監督らしくして現場に入ったところ、監督(イ・ジョンフム氏)から『男主人公はカッコよくなきゃダメだ』と言われて、急きょ身なりを整えた記憶があります。結局、映画監督というより、一人の女性を愛する男としての面を重視して準備しました」と裏話を明かした。
『わずか1000ウォンの弁護士』以来、3年ぶりのSBSドラマ主演となる今作において、ナムグン・ミンは「特別な覚悟というより、これまでと同じように“後悔しないよう最善を尽くした”という気持ちです。とても真剣に取り組みました」と語った上で、「特にチョン・ヨビンさんとの相性について話したいです。ドラマチックな演出ではない、現実的で誇張のない恋愛を繊細かつ丁寧に表現しようと努力しました」と振り返った。
さらに、「パートナーの存在はとても重要で、その感情を表現するには視線の交わし方が鍵になると思っています。チョン・ヨビンさんとは初共演でしたが、彼女の演技に驚かされる場面が多く、大きな刺激を受けました。今回の現場では“演技”というより、本当に恋をしているかのように自然体で臨むことができました。視聴者の皆さんにも、ぜひそうした点に注目していただけたらと思います」と語った。
SBS新ドラマ『私たちの映画』は、6月13日(金)21時50分より放送開始。Disney+で独占配信される(全12話/毎週金・土曜配信/各70分)。
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