俳優ナムグン・ミンが、自身の“演技の原動力”として「劣等感」を挙げた。
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6月8日、YouTubeチャンネル「fairy jaehyung」はナムグン・ミンがゲスト出演した動画を公開した。
この日、「放送予定のドラマの音楽作業中」と明かし、「惰性で作業してしまうのが怖くて、地道に作業している。自分が機械的になってない?と思うのが怖い」と不安を漏らしたMCのチョン・ジェヒョン。
ナムグン・ミンは大きく共感しつつ、自らの原動力は「ある種の劣等感」だと打ち明けた。
「自分が俳優になれるとは思っていなかったし、誰からも主役になることを望まれていなかった。しかも、面と向かって『君は絶対に主人公になれない』と言われたこともあった」
それでも「自分の劣等感と演技への情熱が支えだった」と語り、「デビュー初期の演技は正直、目を覆いたくなるような出来だった」と振り返った。
生まれ持った才能ではなかったが、演技を心から愛するようになり、少しずつ成長を遂げてきたと話すナムグン・ミン。
ただ、今では「そろそろ楽をしてもいいのでは」という気持ちが芽生えることがあり、それが怖いとも。「これまで積み重ねてきたノウハウがあるから、正直言って台本を10分読むだけでも上手くできそうだと思うこともある。でもその誘惑に陥ると、自分に甘くなってしまいそうで怖い」と危機感をにじませた。
また、「ナムグン・ミンさんのフィルモグラフィーはとても幅広く、演技が楽しかったんだなと感じる。むしろ成功は遅咲きだったように見えるが」と言われると、ナムグン・ミンは「実は、最初から成功できる外見でもなかった。しかも最近の俳優たちは、ほとんど身長185センチ以上だから…」と冗談めかして返答。
「むしろいろんな経験を経た今が一番いいと思う。時間をかけて自分の内面を磨いてきたし、自分の未熟さを感じる時間がたくさんあった」と振り返った。
さらに「今でも、演技が上手くいったとき、最初に浮かぶのは『よくやった』ではなく、『何か物足りないな…』という思いだ」と言う。
「デビュー早々に売れる人や、あるいは事務所のマネジメントが不十分な若手が『私の演技は悪くない、(制作陣の)お前らが悪いんじゃないか』と思うこともあるみたいだけど、私の場合、作品が上手くいかなかったら、最も後悔して苦しむのは自分だ。だからこそ、どんな作品も全力で取り組むようにしている」と真摯な姿勢を見せ、ファンの心を打った。
ナムグン・ミンは現在、SBS新ドラマ『私たちの映画』(Disney+で配信予定)の初回放送を6月13日に控えている。
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