キム・ヘジャがハン・ジミンの嘘を許し、受け入れた。
JTBCドラマ『君は天国でも美しい』では、イ・ヘスク(演者キム・ヘジャ)が、イ・ヨンエ(演者イ・ジョンウン)になりすましていたソミ(演者ハン・ジミン)を許す場面が描かれた。
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イ・ヘスクはソミが本当はイ・ヨンエではないことに気づき、「なぜだましたのか」と問いただす。ソミは「本当にだますつもりはなかった。ただ、ヨンエさんだったらよかったのにと思った。彼女の名前すらよく知らなかった」と答える。
ヘスクが「言動があまりにもヨンエにそっくりだったけど、それはどう説明するのか」と問いかけると、ソミは「記憶がまったくないから、自分が本当にヨンエかもしれない、ヨンエであってほしいと願った。もし自分が本物のヨンエなら、社長が私を可愛がってくれるんじゃないかと思った。自分も誰かにそんなふうに愛されたことがあったらいいのに、と思った」と心情を明かした。
さらにソミは「これまで面倒を見てくださってありがとうございました」と感謝を述べるが、ヘスクは「記憶もなく、行き場もない人間を追い出すほど自分は冷たい人間じゃない。かといって、一生一緒に暮らすほど甘くもない」と語り、記憶を取り戻すよう励ました。
一方その頃、コ・ナクジュン(演者ソン・ソック)は“地獄に行ってきた”という理由で停職処分を受けていた。
ヘスクは「何日か休暇をもらったと思って、少し休んで」と声をかける。ナクジュンは「自分の仕事が大好きだった。あなたも知っているように、自分はベッドから出ることすらなかった。でも、ここであちこち歩き回って、人々の話を伝えることにやりがいを感じていた」と語った。
そのうえで、「もう給料は払えない」と目を潤ませるナクジュンに、ヘスクは「心配しないで。あなたがこうしていてくれるだけで、昔のことを思い出せる」と優しく慰めた。
この日、ソミは「記憶を取り戻そうと遠くまで行ってきたけれど、何の成果もなかった」と語り、「記憶がないから、自分が善人だったのか悪人だったのかわからなくて怖い」と打ち明けた。
それに対してヘスクは、「悪い人ではなかったと思う。見ればわかる。悪人っていうのは、最初から何か感じさせるものがある。でもソミさんは違う。まず、空気を読めない人は悪人になれない」と言って安心させた。
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