テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『ホジュン~伝説の心医~』は、朝鮮王朝時代の実在の名医、ホ・ジュンの波瀾万丈の生涯をドラマティックに描いた歴史エンターテインメントである。
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キム・ジュヒョクが演じているホ・ジュンは、両班の庶子で不朽の医学書である『東医宝鑑』を完成させた実在の医官で、朝鮮王朝第14代王・宣祖(ソンジョ)の主治医だった。彼の少年時代を演じているのは、子役のカン・ハンビョルだ。そんなホ・ジュンの母親ソン氏を演じているのはコ・ドゥシムである。
国民の母と呼ばれている彼女は、多くのドラマで母親役として名演技を披露している。その中でも、コ・ドゥシムの代表作といえば、『ディア・マイ・フレンズ』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ヒーローではないけれど』だろう。
『ディア・マイ・フレンズ』は、親の人生や子供の人生を見つめ直せるヒューマンドラマで、コ・ヒョンジョンが作家で翻訳家のパク・ワンとして主演を務めている。このドラマでコ・ドゥシムは、ワンの母親であるチャン・ナンヒを演じていた。
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』は、理不尽な世の中に翻弄され、報われない日々を生きる若い女と中年男の物語を描いた作品で、イ・ソンギュンが建設会社安全診断チーム部長パク・ドンフンとして主演を務めた。このドラマでコ・ドゥシムは、ドンフンの母親ピョン・ヨスンを演じていた。
『ヒーローではないけれど』は、現代社会の荒波にもまれるうちに超能力を失ってしまった一家の様子を描いたドラマだ。主演を務めたのは、幸せだった過去に戻る能力の持ち主ポク・ギジュを演じたチャン・ギヨンだ。コ・ドゥシムは本作で、ギジュの母親であるポク・マヌムとして出演していた。
母親役には欠かせない名女優のコ・ドゥシム。『ホジュン~伝説の心医~』でもホ・ジュンの母親として名演技を披露している。ドラマの今後の展開にも注目してほしい。
文=大地 康
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