まさに、ドラマや映画に携わっている人々の「華やかな祭典」だと言えるだろう。ワクワクするほど期待されているのが、今年の第61回「百想(ペクサン)芸術大賞」である。
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授賞式は5月5日にソウルで開催されるが、特に注目されているのがテレビ部門・男性最優秀演技賞の行方だ。ノミネートされているのは、以下の5人である。
●パク・ボゴム(『おつかれさま』)
●ビョン・ウソク(『ソンジェ背負って走れ』)
●イ・ジュニョク(『良いが悪い、ドンジェ』)
●チュ・ジフン(『トラウマコード』)
●ハン・ソッキュ(『こんなに親密な裏切り者(原題)』)
このように候補者に実力俳優が揃っているので、誰が受賞するのか本当に予断を許さぬ展開となっている。
ちなみに、昨年の第60回百想芸術大賞でテレビ部門・男性最優秀演技賞に輝いたのは、『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』のナムグン・ミンであった。
受賞対象となったこのドラマで彼は、17世紀の朝鮮王朝時代を生き抜いた情熱的なイ・ジャンヒョンに扮していた。清国との戦乱が起きる中で、イ・ジャンヒョンは究極的な愛を追い求める男の信念を貫いた。
実際、彼は哀愁を帯びた眼差しで愛する人をいつも見守っていた。そうした男を演じたナムグン・ミンは、柔軟性と強い意志を交互に見せる多様性を見せてドラマを牽引した。
その演技を高く評価されて、ナムグン・ミンはついに百想芸術大賞で男性最優秀演技賞の栄冠に輝いた。ナムグン・ミンは受賞に際して次のように述べていた。
「とても良いスタッフたちと一緒に気持ち良く演技をしました。大きな賞をいただいて感謝します。『百想』には何度か来ていますが、今日はステージに上がってお話ができて本当に嬉しいです」
このような感激のスピーチをする俳優は、今年は誰になるだろうか。パク・ボゴムなのか、ビョン・ウソクなのか、あるいはチュ・ジフンなのだろうか。5月5日に発表される授賞結果を注目して見守りたい。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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