テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は、4月28日の第17話でクライマックス直前となった。必然的に、登場人物たちの動きが活発になっていった。
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二花院を運営するユン・ダノ(演者シン・イェウン)の姉がユン・ホンジュ(演者チョ・ヘジュ)だ。彼女はキム・シヨル(演者カン・フン)と恋仲になったが、かつて婚約者を殺したのもシヨル本人であった。
彼は廃された世孫(セソン)のイ・ソルを守る「番人」だったので、それも仕方がないことだった。しかし、ホンジュは絶対に許せないと思っていた。
それ以上に憎悪を募らせていたのが、漢城府(ハンソンブ)のチャン・テファ(演者オ・マンソク)である。ホンジュの婚約者とは、まさにテファの息子だったのである。
テファは恨みを晴らすために執拗にシヨルを狙った。ついに2人は壮絶な対決に臨んだが、最後にテファが命を落とした。それは、彼もわかっていた。シヨルの剣術は天下一品で対抗できる相手ではなかった。
そのことを承知しているのに、あえてテファはシヨルに挑み、そして無残に散った。「負けるとわかっていても、命をかけて恨みを晴らす」ことがテファの生き甲斐であり、彼はその覚悟の末に絶命したのであった。
一方、捕われていたチョン・ユハ(演者チョン・ゴンジュ)は、暴君イ・チャン(演者ヒョヌ)によって処刑されることになった。
イ・ソルになっているカン・サン(演者リョウン)としても、絶対にユハを救わなければならない。それこそが、暴君を追放して民衆のための政治を実現する方法であり、サンの生きる道であった。
しかし、どのようにして暴君の罠からユハの命を救い出すのか。それは本当に難しいことであり、サンにとって大きな試練だった。
いよいよ最終話に向けてドラマも最大のヤマ場を迎えてきた。スリリングな展開が続いてきた『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』の結末が本当に気になる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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