ソ・ガンジュンが、完璧な緩急の調節で人生演技と称される演技を見せている。
ソ・ガンジュンは、MBCドラマ『アンダーカバーハイスクール』で、高校生に偽装潜入した国家情報院(NIS)の要員、チョン・ヘソンを演じている。以下は、彼がシーンごとに演技を自在に操り、限界のないスペクトルを見せた瞬間である。
第3話のエピローグでは、チョン・ヘソンの過去が描かれた。チーム長のアン・ソクホ(演者チョン・ベス)の前で本音を打ち明ける姿は、まさに10代の高校生そのものだった。涙をこらえようと震える表情や声のトーンが印象的だった。
一方、大人になったチョン・ヘソンが演じる高校生は、話し方からして異なっていた。
学校暴力対策委員会に出席した彼は、不良グループのリーダーであるパク・テス(演者チャン・ソンボム)の問題を列挙し、「ここにいる人たちは、みんな知っているだろう」と重みのある台詞を投げかけた。過去と現在の微細な違いを際立たせるソ・ガンジュンの演技力が光った場面である。
ソ・ガンジュンのコメディ演技は、ドラマの楽しさを倍増させる要素の1つだ。彼は生徒会に入るため、NISの同僚とともにキレのあるダンスパフォーマンスを披露した。
特に、高校生として潜入中であるがゆえに、ふと出てしまうリアルな社会人らしい言葉遣いが、彼のキャラクターに哀愁を漂わせ、笑いを誘った。
一方、爽快なアクションシーンも話題になっている。不良グループのパク・テスが関与するオンライン違法賭博場を一掃するシーンでは、俊敏な動きと華麗なアクション技術で視聴者の没入感を高めた。
ソ・ガンジュンの圧倒的な演技力に対し、オンラインコミュニティやSNSでは「彼が『人生演技』を披露している」と称賛の声が相次いでいる。「ソ・ガンジュンの顔は、彼の演技に謝るべきだ」「ソ・ガンジュンの演技なら、安心して観られる」といった反応が寄せられており、今後のエピソードでの彼の活躍にも注目が集まっている。
ソ・ガンジュンが出演する『アンダーカバーハイスクール』は、韓国のMBCで毎週金・土曜の午後9時50分に放送されている。
(記事提供=OSEN)
■【写真】ソ・ガンジュン、空白を感じさせない“超絶ビジュアル”
前へ
次へ