1月23日、Netflixシリーズ『トラウマコード』の主演俳優チュ・ジフンのインタビューが行われた。
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全8話構成の『トラウマコード』は、半分にあたる4話分が事前試写を通じてメディア関係者に公開されている。
「とても良い出来だった」と満足感を示したチュ・ジフンは、本作を手掛けたイ・ドユン監督とは2014年の映画『コンフェッション 友の告白』以来のタッグであることを言及。
「『コンフェッション 友の告白』の頃から苦楽を共にし、魂が通じ合うようだった。本当に大好きな監督だ」と深い信頼を明かした。
チュ・ジフンにとって医療ドラマは12年ぶりとなる。
そのことについて、「白衣が小さく感じた。あの頃より体重が10キロ増えたから(笑)。今回こそ見せてやる、みたいな意気込みは全くなかった。僕の性格を知っている人は分かると思うが、私は極度の内向型だ。こうやって話すのは、約30年この仕事をしてきたからフロントマンとしての役割を果たしているだけ。僕は何かを教えるほどすごい人間ではない」と語った。
それでも、「言うべきことは言う」という。
「問題が発生した際、すぐに改善しなければ状況が悪化する。すると余計なコストがかかり、ことが進んだ後で『こう直さなきゃ』と気づいても取り返しがつかない。だからなるべく率直に意見を述べるようにしている。ただ、無礼にはならないよう気をつけている」
さらには、「とにかく画面に顔が出るのは俳優たちだ。事実に誤りがあれば監督の責任だという記事が出ても、最終的には俳優たちが責任をとることになる。特に医療ドラマは人の命を題材にするため、リスクが大きすぎる。ネガティブに受け取られる可能性を考え、非常に悩んでいた」と打ち明けた。
モデルとして芸能界入りし、『宮 -Love in Palace-』で俳優デビューして20年。振り返るとどういう気持ちなのかと聞かれ、彼は「決して簡単ではなかった」と笑った。
「演技を専攻していなかったので、すべてを現場で学んだ。大学で演技を学んだ人たちを見て『そういうのも学ぶんだ』と感心した。当時は上下関係が厳しく、カメラ監督以外はレンズに触れることもできなかった。だからこっそり近寄って、なぜレンズを交換するのか尋ねた。何もかも気になった。なぜレールを敷くのか、照明はなぜ変えるのか…。僕は今でも疑問があれば聞いている」
デビュー当初、「背が高すぎる」「肌が黒い」「目が左右非対称だ」などと言われた彼は、今や韓国映画界を代表する俳優の1人に成長した。
旧正月の連休を控えて配信される『トラウマコード』について、彼は「今年も景気が悪い中、ニュースを見ても明るい話題が少ない。今回の作品はとても愉快なので、ぜひご覧になって楽しい時間を過ごしていただきたい」と呼びかけた。
(記事提供=OSEN)
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