Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン2が、38枚のビハインドスチール写真と「仮面を脱ぐ」動画を公開した。
復讐を誓い再びゲームに参加するギフン(イ・ジョンジェ)と、彼を迎え撃つフロントマン(イ・ビョンホン)の激しい対決、そして再び始まる本当のゲームを描いた『イカゲーム』シーズン2。
【関連】2025年新作ドラマを先取り!! Netflix注目のオリジナル作品ダイジェスト③公開直後に最高視聴数を更新し、グローバルTOP10で1位を記録して話題となっている中、撮影現場の様子を垣間見ることができるビハインドスチール写真38枚と、謎に包まれていた登場人物たちの物語を明かした「仮面を脱ぐ」動画を公開した。
公開されたビハインドスチール写真には、生き生きとした撮影現場から、作品を完成させるための俳優、監督、制作陣の努力までが収められており、視線を引き付ける。
「ムクゲの花が咲きました」セットで明るく笑いながら話をしているイ・ジョンジェとファン・ドンヒョク監督の姿は、シーズン1からともに歩んできたニ人の息の合った関係が今回も輝きを放っていることを想像させる。
5人6脚の近代五種ゲームの撮影に入る前にチェギチャギ(韓国の伝統的な遊び)を練習しているイ・ジョンジェの姿は、視聴者全員が手に汗握った瞬間を再び思い起こさせる。
『イカゲーム』シーズン2の最も驚くべき展開の一つは、フロントマンがギフンを阻止するため、参加者の一人に偽装してゲームに直接参入するという点である。
フロントマンに完全に没頭してOX投票のシーンを撮影しているイ・ビョンホンのスチール写真は、仮面の背後に隠されていたフロントマンの多彩な側面が、彼の繊細な演技力によってさらに完成度高く表現されていることを実感させる。
また、イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、カン・ハヌル、イ・ソファン、チョ・ユリが三々五々集まり、笑いながら撮影を待つスチール写真では、今日の仲間が明日の敵になるゲームの裏に隠された俳優たちのケミストリーと和気あいあいとした現場の様子を垣間見ることができる。
シーズン2で新たに登場し爆発的な反響を呼んでいる「ペアリングゲーム」のセットの姿も注目を集める。
CG作業を最小化し、実際のセットで撮影された「ペアリングゲーム」は、カラフルなドアや暖かい照明、メリーゴーラウンドなどの童心を刺激する要素とは対照的に、残酷なルールによって緊張感を高めている。
同時に公開された「仮面を脱ぐ」動画では、シーズン2の強烈な幕開けを演出した「タッチジャンの男」(コン・ユ)、謎に包まれていたピンクガードの一人「ノウル」(パク・ギュヨン)、そして参加者「ヨンイル」として偽装してゲームに参加するフロントマンなど、多彩な人物たちの姿が描かれ、興味を引き立てる。
まず、ファン・ドンヒョク監督は、シーズン2の第1話に「タッチジャンの男」を登場させた理由について、「タッチジャンの男を見つけ出すことがギフンの最初のミッションだった」「彼らが出会ったら何が起こるのか?という発想から第1話の物語を作り上げた」と語った。
底知れぬ「タッチジャンの男」の狂気じみた眼差しを完璧に表現したコン・ユの演技と、恐怖感と緊張感を極限まで高めたファン・ドンヒョク監督の演出が融合した第1話は、全世界の多くの視聴者に忘れられないインパクトを残した。
シーズン2では、「タッチジャンの男」だけでなく、ピンクガードの一人である「ノウル」が登場し、ゲームの一部であるピンクガードである以前に、一人の人間としての姿を見せる。
「ノウル」は多くのピンクガードの中でも、脱落した参加者の最後をできるだけ苦痛のないものにしようとする人間的な一面が現れるキャラクターでもある。
「ノウル」を演じたパク・ギュヨンは、「自分の状況と比較できるような苦痛を持つ人々を苦しみなく送り出してあげたいという考えでゲームに参加したようだ」と語り、「ノウル」の行動に隠された心理について説明した。
フロントマンもまた、シーズン2では仮面を脱ぎ、「ヨンイル」という名前の参加者として偽装しゲームに直接入る。
一時はゲームの参加者であり勝者でもあったフロントマンについて、イ・ビョンホンは「自分の目的は明確だが、それでも残っている人間性があるため、常に多くの感情が行き交う感覚だったと思う」と語り、フロントマンに対する興味深い解釈を明かした。
シーズン1では隠されていた登場人物たちの深く多彩な物語を設定した理由について、ファン・ドンヒョク監督は「ゲーム場内の人々を通して、全体の人々の姿がこうではないかという話を、まるで他人事のように見せたかった」と語り、ゲーム内の人物を通じて現代社会を貫くメッセージを込めたことを明かした。
なお、『イカゲーム』シーズン3は2025年に公開される予定である。
(記事提供=OSEN)
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