いつも笑いをこらえて見ているDisney+(ディズニープラス)シリーズの『熱血司祭2』。いよいよクライマックスが近くなってきた。今回のシーズン2では、ラオスからやってきた「麻薬王」が敵になっている。
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それが、ソンジュンの演じるキム・ホンシクである。表向きは慈善家なのだが、裏にまわると残忍な悪魔だ。この男に立ち向かうのが4人の「善玉」である。
●『熱血司祭2』の主人公は、キム・ナムギルが演じている神父キム・ヘイル。洗礼名はミカエルだ。信仰があっても、現実社会では悪を絶対に見逃さない「闘う司祭」になっている。
シーズン2では、釜山(プサン)ではびこる麻薬の撲滅をめざしている。しかし、意識が朦朧となる病気を抱えており、格闘中にこの病気になると身体が危ない。それさえなければ、どんな相手でも無敵だ。
●キム・ソンギュンが演じるク・デヨンは、本来ならソウルの刑事だ。仮病を使って今回はキム・ヘインを助けるために釜山にやってきて、麻薬組織の拠点になっている船に入り込んでいく。弱そうに見えても、トリッキーな動きで敵を蹴散らしてしまう。
●イ・ハニが演じるパク・キョンソンは、並外れた能力を持った検事だ。今回はキム・ヘインの良き相棒として釜山南部支庁の検事になっている。
意外なことに、彼女に惚れてしまうのがキム・ホンシク。根は悪魔なのだが、パク・キョンソンの前では高校生のように純情になってしまう。そこが可笑しい。
●キム・ヒョンソの演じるク・ジャヨンは、釜山警察庁麻薬捜査隊刑事である。家系のうえではク・デヨンのほうが甥だ。
彼女はク・デヨンと一緒に敵の船に入り込むが、扮しているのが巫女(みこ)。どこから見ても、とことん怪しいのだが、コメディの『熱血司祭2』ではトンマな敵がすっかり騙されてしまう。
以上の4人がコミカルに最強の麻薬王に挑んでいく。笑いのツボが満載なので、最後まで大いに楽しめるだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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