俳優チョン・ヘインが無名時代を耐えられた秘訣は何だろうか。
10月9日に放送された人気トーク番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』(tvN)には俳優チョン・ヘインが登場した。
最近、映画『ベテラン2』がヒットしているだけでなく、『となりのMr.パーフェクト』が成功をおさめ、まさに“ベテラン俳優”となったチョン・ヘインだが、そんな彼にも紆余曲折があった。
チョン・ヘインは「幼い頃は俳優を夢見たことがなかった。遅くから始めたので大学の時に基本を固めて、兵役を終えてから会社(所属事務所)に入って演技をするという計画があった」とし「オーディションを受けた時に緊張して私の力量を全て発揮できなかった。来たのはいいものの、到底足が進まず、もう一度入って、『もう一度だけチャンスを』とお願いしたこともある」と新人時代を振り返る。
新人時代をともに耐えてくれたマネージャーに、時計もプレゼントしたというチョン・ヘイン。「デビューの時からともにしているマネージャーと一緒に来た。ありがたい気持ちで時計をプレゼントした」とし「R社ではなく、O社だ」と謙遜したりも。
そして「とにかく私はカメラの前に立つ人なのに、どうやって生きていけばいいのか、と思った時があった。その時は悪意的な書き込みをすべて読んだ。私になんでこんなことをと思った」と悲しい話を切り出した。
続けて「パニック障害のようなものも来た。人を避け、家にばかり閉じこもっていた時期もあった」と打ち明け、スタジオの人々を驚かせた。
チョン・ヘインは「あまりにも多くの人に愛されようとしたのだ。すべての人に愛されることはできないということを知ってから、私を応援してくれる人に最善を尽くそうと思った」と、困難にも打ち勝ったエピソードを伝えた。
無名時代について言及したチョン・ヘインは、20代の時に体験したことについて「一度は現場で『あの演技できないやつは誰が連れてきたんだ』と言われたこともある。聞こえないフリをした。刀を研いで一生懸命上手になってやると誓った記憶がある」と話した。
今のチョン・ヘインからは考えられない無名時代の困難。そんな辛さを乗り越えたチョン・ヘインの今後にますます期待が高まる。
■【写真】チョン・ヘインの“バキバキ背中”に「惚れ直しちゃう」
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