日本でのリメイクで再び注目される本家『SKYキャッスル』!夫たちの闘いがみみっちい

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韓国で制作された本家版の『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』では、韓国の厳しい現実をリアルに描いたエピソードが多かった。例えば、極端な学歴社会、格差社会、深刻な教育問題などが題材になっていて、そこに超高級住宅に住むセレブたちの激しい競争心が加わっていた。

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果たして、超高級住宅に住む人たちは幸せなのだろうか。視聴者はそんな疑問を持ったことだろう。登場人物たちが、あまりにも見栄と欲望で自分の人生をがんじがらめにしていたからだ。

そういう意味で、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』は典型的な教育ママの人生を容赦なく過酷に描いていたとも言える。しかし、それは女性だけではなかった。彼女たちの夫も深刻な競争にさらされていたのだ。

ドラマに登場するのはジュナム大学病院であり、セレブたちの夫となっているのが整形外科長のカン・ジュンサン(チョン・ジュノ)、神経外科教授のファン・チヨン(チェ・ウォニョン)、さらにカン・ジュンサンの手下のような立場になっていた整形外科の医師のウ・ヤンウ(チョ・ジェユン)だった。

この中で、カン・ジュンサンとファン・チヨンは強烈なライバル同士の関係にある。カン・ジュンサンは出世だけを狙っていくような強欲な医師であり、ファン・チヨンは患者のことを真剣に心配している人徳のある医師だ。

『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』
画像=JTBC

医師同士の腹の探り合い

2人は対立しているが、間に入っているウ・ヤンウが深刻な腰痛に苦しめられていて、手術を受ける羽目になった。その際には、自分の上司であるカン・ジュンサンの手術を受けなければならないのだが、実はウ・ヤンウはカン・ジュンサンの手術の技術を信用していない。失敗の多い医師として疑問に思っているのだ。

だからこそ、技術がしっかりしているファン・チヨンの手術を受けたいのだが、立場上そういうわけにもいかない。それだけに、ウ・ヤンウは情けないほどに悩んでしまう。

こうした医師同士の「腹の探り合い」も赤裸々に取り上げているのが『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』であった。妻たちの競争と同じように、その夫となる男たちの戦いもみみっちいところが多かった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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