『青春ウォルダム』でパク・ヒョンシクが演じる世子を狙い撃ちにする不気味な2人は?

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NHK BSで放送中の『青春ウォルダム 呪われた王宮』は、8月23日のオンエアで第18話が終わっている。全20話で構成されているので、いよいよクライマックスに近づいてきた。

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このドラマで序盤からストーリーの核になっていたのは、世子イ・ファン(パク・ヒョンシク)とミン・ジェイ(チョン・ソニ)の密な関係性だった。ミン・ジェイは両親と兄を毒殺した嫌疑を受けて、イ・ファンに救いを求めた。そこで、イ・ファンはミン・ジェイを東宮の内官コ・スンドルに生まれ変わらせた。

本来、内官は宦官(去勢された官僚)が務めるので、女性が内官になることは絶対にない。そんな「ありえないこと」を世子が内密に行ってしまったので、発覚すれば大問題になる。事実、王朝を牛耳ろうとしている悪徳高官チョ・ウォンボ(チョン・ウンイン)がコ・スンドルの正体を知ってしまった。

彼にしたら最高のネタを仕入れたことになるので、すぐに暴露すればいいのだが、あえてしなかった。チョ・ウォンボはこの事実をむしろ隠して、最後の場面の切り札にしようとしていたのだ。狡猾な男はそこまで狙いをしぼれるのだ。 

ところが、もっと怪しい動きを見せる人物が現れた。それが王妃(ホン・スヒョン)である。彼女はドラマの前半では誠実な女性として描かれていたが、後半に入ると一転して不気味な動きを見せるようになった。

特に、コ・スンドルがミン・ジェイであることを見抜き、そこからイ・ファンの廃位を狙う動きを見せ始めた。

イ・ファンを包囲しているのは、露骨に動く悪徳高官と影に隠れた王妃なのである。そんな2人の標的になっているイ・ファン。彼の起死回生の巻き返しが終盤の焦点になってきた。

青春ウォルダム
画像=tvN

最後の場面の切り札

【『青春ウォルダム 呪われた王宮』ドラマ概要】
〔放送日時〕 
●NHK BS 毎週金曜午前0時25分[木曜深夜] 
〔役名/出演者〕
イ・ファン/パク・ヒョンシク
ミン・ジェイ(コ・スンドル) /チョン・ソニ
チャン・ガラム/ピョ・イェジン
ハン・ソンオン/ユン・ジョンソク
キム・ミョンジン/イ・テソン
テガン/ホ・ウォンソ
チョ・ウォンボ/チョン・ウンイン
国王/イ・ジョンヒョク
王妃/ホン・スヒョン

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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