Netflixで配信されている『ヒーローではないけれど』は、超能力一家ポク家の長男でタイムスリップ能力を持つポク・ギジュを演じるチャン・ギヨンと、ギジュの運命の女性だが詐欺師のト・ダヘに扮するチョン・ウヒが主演を務めるドラマだ。
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共演者には、予知夢を見る能力を持つギジュの母親ポク・マヌムを演じるコ・ドゥシム、ギジュの姉で飛行能力を持つポク・ドンヒに扮するキム・スヒョン、ギジュの娘で人の心を読む能力を持つポク・イナを演じるパク・ソイ、ギジュの父親オム・スングに扮するオ・マンソクがいる。
さらに、ダヘの仲間であるペク・イロンを演じるキム・グムスン、ダヘの仲間グレースに扮するリュ・アベル、ダヘの仲間ノ・ヒョンテを演じるロイもいる。
みんなそれぞれのキャラクターの特徴を捉えて見事な演技を見せている。
それでは、ここから物語の第10話の重要な部分をクローズアップして紹介しよう。
ポク家に戻ってきたことで歓迎を受けるダヘ。しかし、ギジュを除く他のみんなの表情はどこか暗かった。その原因は、マヌムがギジュの死を予知夢で見てしまったからだ。それはすでに避けられない運命となっていた。
楽しい時間を過ごしていたギジュだが、ダヘが自分によそよそしい態度をとっていることが気になった。そのことに焦った彼は、13年前のダヘを助けに行こうとするも、現在のダヘに止められてしまう。
ひとまず落ち着きを取り戻したギジュは、ダヘの隣で眠ることに幸せを感じるのだった。そんな彼の姿を見たダヘは、2人で旅行に行くことを提案した。
雨の日に出かけたダヘが運転する車に乗って出かけたギジュ。2人は車の中で映画の話をするが女優が着ていた服の色がそれぞれ異なり話が合わない。そこでギジュは過去に戻って確かめにいく。
そのギジュが過去から戻ってくると、タイムスリップする前と後で様子が違っていた。車のフロントガラスは粉々になっており、ワイパーも軋んでしまっていた。ギジュはすぐにダヘの安否を確認しようとするが……。
ギジュがタイムスリップしている間にいったい何があったのか。物語のクライマックスまで後少し。今後の展開に大いに注目したい。
文＝大地 康
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