Netflixの話題作『ヒーローではないけれど』の後半はどんな展開を迎えるのか

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Netflixで配信されているドラマ『ヒーローではないけれど』。タイムスリップする能力を持つポク・ギジュを演じるチャン・ギヨンと、詐欺師の女性ト・ダヘに扮するチョン・ウヒの演技は一度見たら忘れられない。

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共演者には、ギジュの母親で予知夢を見る能力を持つポク・マヌムを演じるコ・ドゥシム、ギジュの姉で元モデルのポク・ドンヒに扮するキム・スヒョン、ギジュの娘で中学生のポク・イナを演じるパク・ソイ、ギジュの父親であるオム・スングに扮するオ・マンソクがいる。

4人とも抜群の演技力でドラマを盛り上げている。

物語も後半に入ってさらに面白くなってきた。そんな『ヒーローではないけれど』の第9話の重要な部分をクローズアップして紹介しよう。

予知夢によって、ギジュとダヘが炎に包まれているのを見たマヌムは、訪ねてきたギジュに「ダヘといると火事に巻き込まれる」と伝えた。そんな彼女にギジュは、「ダヘが持っていたものだ」と言ってポク家の指輪を見せる。

それを見て「うちから盗んだものじゃないか」と言うマヌムに対して、ギジュは「指輪は最初から金庫に入っていた。細かい傷までまったく同じ指輪だ」と言って、もう1つ指輪を見せる。

ヒーローではないけれど
画像=JTBC

何度も見たくなる物語

その後も、話をする中でギジュの運命を悟ったマヌムは、ダヘからもらった宝くじの存在を思い出してポク家の再起を見出すが、その宝くじはすでにスングがすでに使ってしまっていた。

ある日、マヌムのもとにスングと女性が写った写真が送られてくる。夫の不倫を疑った彼女は、それがペク・イロン(キム・グムスン扮)が仕組んだこととは知らずにスングを家から追い出してしまう。

その後、ギジュに会ったダヘは、スングがいなくなった理由とイロンが他の家族も狙っていることを伝えるが……。

面白いストーリーに彩られたドラマ『ヒーローではないけれど』。俳優たちがすばらしい演技を披露している本作は、これからどんな展開が待っているのかにぜひ注目したい。

文=大地 康

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