Netflixで配信されている話題のドラマ『ヒーローではないけれど』。超能力一家の長男と不思議な女性との出会いを描いており、チャン・ギヨンとチョン・ウヒが主演を務めている。
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チャン・ギヨンが演じているのは、超能力一家ポク家の長男で幸せだった時間に戻ることのできる能力を持つポク・ギジュだ。そして、チョン・ウヒは、ギジュの運命の女性だが詐欺師であるト・ダヘに扮している。2人は息のあった演技でドラマを盛り上げている。
さらに、共演している俳優たちも魅力的だ。ギジュの母親ポク・マヌムを演じているコ・ドゥシム、ギジュの姉ポク・ドンヒに扮するキム・スヒョン、ギジュの娘であるポク・イナを演じるパク・ソイも見事にキャラクターの特徴を引き出している。
物語の第7話では、ギジュとダヘの関係にさらに動きがあったので、そこをクローズアップして紹介しよう。
ダヘとの結婚式は、ギジュにとって幸せな時間になるはずだった。しかし、ダヘは自分が詐欺師であることを明かして、その場を去ってしまう。
予知夢を見てそうなることを知っていたマヌム。あえて結婚式を行なった理由は、ダヘに騙されているギジュの目を覚まさせるためだった。
かつてマヌムが見たダヘがポク家の指輪をつけている夢についてだが、それはドンヒがダヘのトランクに隠していた指輪を見つけたことで解決する。
一方のギジュは、結婚式から走り去ったダヘを追いかけて、「13年前の火事の話はすべて嘘だったのか」と問い詰める。すると、彼女は「それは詐欺の常套句なの」と冷たく言い放った。
過去に戻ってきたギジュはその瞬間を目撃してしまい、ダヘに何も言わずに現代の時間に戻る。そして、引き出しから婚姻届を出して破り捨てる。
そのころダヘは、自ら詐欺師だと明かして結婚式を台無しにしたことを仲間であるペク・イロン(キム・グムスン扮)から責められるが……。
別れた後もお互いのことが忘れられないギジュとダヘ。これから2人の関係はどうなっていくのだろうか。今後の展開にさらに注目したい。
文=大地 康
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