日本でも人気が高いハン・ジミン。彼女はどんなドラマに出ても、情熱がほとばしるような演技をしてくれる。それゆえ、彼女の出演作にはいつもワクワクするような活気が生まれている。そんなハン・ジミンの新作ドラマは、韓国SBSで今年放送予定の『挨拶する仲』(仮題)だ。
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共演はイ・ジュニョクであり、ハン・ジミンはヘッドハンター会社で強烈な個性を発揮する「売れっ子CEO」を演じる。この役でもハン・ジミンは彼女らしい独自のスタイルを存分に見せてくれるだろう。
期待の新作ドラマを視聴できる時が本当に楽しみなのだが、それまでは既存のドラマを振り返って彼女のハツラツした演技をもう一度堪能していこう。その際に絶対にお勧めなのが、『ヒップタッチの女王』である。
このドラマは韓国JTBCで2023年8月12日から10月1日まで放送されており、ビックリするような変わった設定が大いに受けた作品だった。果たしてどこが奇抜なのか。ストーリーを見てみよう。
ハン・ジミンが演じたのは獣医のポン・イェブンだ。彼女が牛の診察をしているとき、なんと、自分をめがけて流星が落ちてきてしまった。その瞬間から、ポン・イェブンは驚くべき特殊能力を身につけた。それは、動物や人間のヒップをさわると、いろいろな場面が見えてしまうというものだった。
そんな設定でコミカルに展開されていく『ヒップタッチの女王』。共演しているイ・ミンギが扮しているのはソウルから来たエリート刑事のムン・ジャンヨルだ。彼は捜査上のミスが原因で地方に左遷されてしまった。あせっている彼は早くソウルに戻りたかった。
そのためには大きな手柄を立てなければならない。大事件の解決を目指していたムン・ジャンヨルにとって、ポン・イェブンが持つ特殊能力はとてつもなく頼りになったのだ。
かくして、ポン・イェブンとムン・ジャンヨルのコンビが難しい事件の解決に乗り出していった。2人が大いに揉めながらもスリリングに捜査を続けていく様子は、見ていても本当に痛快だった。
文=大地 康
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