映画『リバウンド』より、本日(3月31日)38歳の誕生日を迎えたアン・ジェホンの役作りエピソードが明かされた。
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本作は、たった6人の部員で全国大会決勝進出を成し遂げたカン・ヤンヒョンコーチと、釜山(プサン)中央高校バスケットボール部の奇跡の物語。韓国全土に衝撃と旋風を巻き起こした実話が、構想11年の時を経て映画化された。
監督を務めるのは、韓国初の医療サスペンスドラマで日本でもリメイクされ話題となった『サイン』で脚本と演出を手掛け、映画『記憶の夜』など監督としても多くの作品を輩出しているチャン・ハンジュン。脚本は、映画『工作 黒金星と呼ばれた男』で第27回釜日映画賞脚本賞を受賞しNetflixシリーズ『ナルコの神』などでも知られるクォン・ソンフィと、Netflixシリーズ『キングダム』、ドラマ『シグナル』など話題作が続き大韓民国最高と定評のあるキム・ウニら韓国屈指の豪華スタッフがタッグを組む。
バスケットボール部員を全国大会の決勝という晴れの舞台へ導くカン・ヤンヒョンコーチ役には、ドラマ『タッカンジョン』『マスクガ―ル』や映画『シークレット・ジョブ』のアン・ジェホン。バスケットボール部の部員には、『魅惑の人』『愛の不時着』『浪漫ドクター キム・サブ3』などの話題作に出演し、いま大注目の若手俳優イ・シニョンを筆頭に、2AMで俳優としても活躍の幅を広げているチョン・ジヌン、『偶然見つけたハル』『女神降臨』『オー!マイベイビー ~私のトキメキ授かりロマンス~』といった人気作へ出演したチョン・ゴンジュ、ドラマ『恋慕』への出演が話題となったキム・テクといった新鋭俳優たちが、実際にバスケットボールのトレーニングをして撮影に挑んだ。
韓国では昨年4月に劇場公開され、日本の『THE FIRST SLAM DUNK』に次ぐ、韓国初の本格バスケ映画として話題沸騰。見る者全てに爽快な感動をもたらす、リアル青春ムービーとなっている。
廃部の危機に瀕したバスケットボール部を率いることになったヤンヒョンコーチを演じるのは、独特の個性で映画とドラマを縦横に行き来する実力派アン・ジェホン。映画『狩りの時間』では坊主頭、ブリーチ、タトゥーという大胆なスタイルに挑戦し、Netflixのドラマ『マスクガール』では、主人公をストーキングするキャラクターに扮し、狂気的な変態ぶりに視聴者から心配する声が上がるほど話題となった。現在配信中のイ・ビョンホン監督のNetflixドラマ『タッカンジョン』にも出演し、幅広いキャラクターを巧みに演じ分けるオールラウンダー俳優として活躍している。
徹底的な役作りを行うことで知られるアン・ジェホンは、本作でも実際の人物に近づけるために、1カ月で10kg増量しアプローチ。コーチ本人とも会い、試合映像を見て仕草や話し方の癖、目つきなどを研究してキャラクターを把握し、撮影中は選手役の俳優たちの精神的な支柱ともなった。
役作りで意識した点についてアン・ジェホンは、「まず、カン・ヤンヒョン監督の考えを知りたいと思い、それをうまく表現しようと思いました。カン・ヤンヒョン監督はとても熱いキャラクターで、彼の経験不足でチーム全体がふらつくこともあるのですが、それでも前に進み、必要なことを学んでいく。この考えをうまく描いて、現実のように見せたかった。似せるために、彼の行動や手の仕草をよく観察し、当時彼が着ていた服を着た。体重を増やし、髪型や小道具まで似せてみた」と明かし、愛すべき熱血コーチに見事に成り切った。
その再現度は、モデルとなった実際のヤンヒョンコーチも驚くほどで、「映画は10回ほど観たのですが、観るたびに驚きます。一瞬一瞬“あれは本当に私だよ”という場面が出てきます。実は初めてアン・ジェホンさんに会った時、イケメンスタイルなので私とは違うと思ったんです。でも2回目に会った時、10kgも増量していたんです。シンクロ率のために!監督、俳優たちの真心がこの映画をさらに輝かせたと思います」と心を動かされたとコメントしている。
劇中では、「バスケットボールは終わっても、人生は終わらない」「好きなことを諦めるな」などといった、誰しもの背中を押すヤンヒョンコーチの名言が随所に散りばめられている。是非、劇場でお確かめいただきたい。
『リバウンド』は4月26日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー。
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配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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