「ハイキック」シリーズで活躍した2人の女優が今、ドラマの主演として大活躍している。パク・ミニョンとシン・セギョンがその主人公だ。
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MBCの「ハイキック」シリーズは韓国シチュエーション・コメディの代表格だ。2006年の『思いっきりハイキック!』を皮切りに2009年の『明日に向かってハイキック』、2011年の『ハイキック3~短足の逆襲』へとつながった。同シリーズで視聴者の目に留まった数多くのスターが、今現在も活発に活動している。
そのなかでもパク・ミニョンとシン・セギョンの活躍が目立つ。パク・ミニョンは『思いっきりハイキック』でカン・ユミ役を演じ、シン・セギョンは『明日に向かってハイキック』でシン・セギョン役を熱演した。
「ハイキック」出身の2人がいま、月・火曜ドラマと土・日曜ドラマで主演を務め、ドラマファンの1週間を担っているところだ。
特にパク・ミニョンは『思いっきりハイキック』のカン・ユミ役で女優デビューを果たした。その後、『幻の王女チャミョンゴ』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『Dr. JIN』『ヒーラー~最高の恋人~』『リメンバー~記憶の彼方へ~』『七日の王妃』『キム秘書はいったい、なぜ?』『彼女の私生活』『天気がよければ会いにゆきます』『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』『月水金火木土』などで活躍し、“ラブコメ女王”であり人気女優として地位を固めた。
現在はドラマ『私の夫と結婚して』(tvN)のカン・ジウォン役を熱演し、作品のヒットに貢献している。
がん闘病中に夫と親友の不倫現場を目撃し、彼らに殺された瞬間、10年前に回帰して2度目の人生を送ることになったカン・ジウォン。1度目の人生で起きたことは2度目の人生でも必ず起きるという前提を受け入れ、自らの運命を開拓しようと悪者に立ち向かい、自分の人生を堂々と歩んでいく姿が多くの応援と共感を呼んでいる。
パク・ミニョンはさらに磨きがかかった演技でカン・ジウォンを表現している。がん闘病中のシーンを演じるために37kgまで体重を落とす闘志を見せたし、目つきから表情まで非の打ちどころのない演技で『私の夫と結婚して』を導いている。
悪役を演じたイ・イギョン(パク・ミンファン役)やソン・ハユン(チョン・スミン役)の熱演も目立つが、パク・ミニョンの痛快な演技が視聴者の没入度を高めた。
パク・ミニョンの活躍に支えられ、『私の夫と結婚して』は最高視聴率11.8%(ニールセンコリア全国基準)を記録し、最終話に向かってますます雰囲気を盛り上げている。
一方、子役としてデビューしたシン・セギョンは『明日に向かってハイキック』以降、『根の深い木~世宗大王の誓い~』『ファッション王』『男が愛する時』『アイアンマン~君を抱きしめたい』『匂いを見る少女』『六龍が飛ぶ』『ハベクの新婦』『新米史官ク・ヘリョン』『それでも僕らは走り続ける』『アスダル年代記:アラムンの剣』などに出演し、順調な活動を続けている。
現在放送中のドラマ『魅惑の人』(tvN)では、男装女子として都城を掌握した天才賭け囲碁棋士であり、イ・イン(演者チョ・ジョンソク)に想いをよせるヒロイン、カン・ヒス役を熱演中だ。
シン・セギョンはカン・ヒスの本来の姿と、男装をしなければならない姿をいずれも安定感のある演技で表現した。特に男装時の歩き方など、細かい動作にまで気を使うのが目立った。彼女の安定した演技力が、明確な価値観と決断力を持つキャラクターの内面を分かりやすく見せている。
また、回を重ねるごとに立体的なキャラクターが浮かび上がり、見る楽しさを増している。物語が展開されるほど、クーデターのために緻密に計算し、政治について自分の所信を隠さず述べる聡明なヒロインとして活躍中だ。復讐と恋慕という感情の間で悩むギャップのある魅力を、時々刻々と変わる目つきで表現している。
シン・セギョンの活躍のおかげで『魅惑の人』は最高視聴率6.7%(ニールセンコリア全国基準)を記録。NetflixのTVショー(非英語部門)ではグローバルTOP6(2月5~11日)となり、3週連続TOP10入りを果たすなど、グローバルな話題性で勢いに乗っている。
(記事提供=OSEN)
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