テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は、次々におめでたい話題が続くようになった。歯科医師の長男ユンジェ(オ・ミンソク)と弁護士事務所代表のヘジュン(シン・ドンミ)が派手に結婚式をあげたと思ったら、1月26日の第46話で、主役のヒョンジェ(ユン・シユン)が交際していたミレ(ペ・ダビン)にプロポーズしたのである。
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ヒョンジェとしても弁護士として順調に仕事を続けていたが、以前の恋愛経験がトラウマになってなかなか新しい恋に踏み出せないところがあった。そんな彼はミレの訴訟の弁護人になることで彼女と知り合い、新しい恋に踏み出す勇気をもらえるようになった。その後順調に交際を進めていつプロポーズするかというタイミングの問題だった。
ただし、兄のユンジェが自分の弁護士事務所の代表と恋愛関係になり、一気に結婚式まで進むことになったのでそれを見守る必要があったのだ。そのためにヒョンジェ自身もなかなかミレに対してプロポーズできない状況となった。
しかし、無事にユンジェとヘジュンが結婚式をあげ、もうヒョンジェにとってはタイミングを逃す必要もなかった。そこでヒョンジェは正式にミレにプロポーズして快諾をもらったのである。
大喜びなのが両親である。二人はなかなか結婚しない息子たちに痺れを切らして、「一番早く結婚した息子にマンションを譲る」という結婚プロジェクトまで計画した。
しかし、結果的に結婚プロジェクトは末っ子の詐欺を引き起こしてしまい失敗に終わったのだが、これは決して無駄ではなかった。ユンジェとヒョンジェが結婚に前向きになったという意味では、むしろ大成功だったのかもしれない。
『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は登場する様々な家族の問題を描いて暗い展開になることも多かったが、ユンジェの結婚からヒョンジェの婚約に至る場面では一気にドラマが華やかになった。今後はヒョンジェの結婚式に向かう話が中心になっていくだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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