子役出身女優たちの勝負が始まる。
【ブレイクの鉄則】時代劇の子役からスターになった人たちの顔ぶれが凄い！
女優のキム・ユジョンとイ・セヨンが“契約結婚”というテーマを扱った作品を通じて、それぞれSBSとMBCで新しい作品を披露している。立派に育った子役たちの戦いで、最初に勢いを見せるのは誰だろうか。
1997年、ドラマ『兄弟の川』（原題）でデビューしたイ・セヨンは、今年でデビュー26周年を迎えた。
イ・セヨンが俳優としてデビューすることになった理由は独特だ。あるバラエティ番組でイ・セヨンは「6歳で子役デビューした。私が生まれた頃は誘拐のような事件や事故が多かったため、顔が少しでも多く知られれば誘拐されても目撃者の確保に有利になるのははないかと思い、始めることになった」と明らかにした。
そのような理由から演技を始めた子役女優のイ・セヨンは立派に育ち、今では韓国を代表する女優となった。
ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』『大王の夢』『花遊記』『王になった男』『医師ヨハン』『カイロス』などに出演したイ・セヨンは昨年、『赤い袖先』で最高視聴率17.4%を記録し、“視聴率クイーン”へと生まれ変わった。
“視聴率クイーン”であり、“時代劇クイーン”としても挙げられるイ・セヨンは、『赤い袖先』から約1年ぶりに『烈女パク氏契約結婚伝』を披露する。同作は、2023年の韓国にタイムスリップした烈女（節操をかたく守る女の人）パク・ヨヌと、独身主義者カン・テハの契約結婚を描く。
イ・セヨンは劇中、2023年にタイムスリップし、カン・テハと契約結婚を通じて絡むパク・ヨヌ役に扮する。
パク・ヨヌは初夜に夫を失っただけではなく、謎の人物に井戸に落とされた後、200年の時間を渡ることになる。イ・セヨンは、おてんばな朝鮮儒教女子から、21世紀の不慣れな朝鮮に適応するために孤軍奮闘する天然な姿まで、時空間を行き来する多彩な演技を繰り広げる予定だ。
タイトルロールに出るイ・セヨンは「共に作っていく過程がもう少し期待にもなり、私ももう少し責任感を持って現場に行くことになった。俳優たちと作っていく過程がわくわくして興奮したりもした」と伝えている。
イ・セヨンと同時間帯に対決するキム・ユジョンもまた、立派に育った子役のお手本に他ならない。
2003年、母親がインターネット上に載せた写真を通じて広告のオファーが入り、子役への道を歩むことになったキム・ユジョンは、ハン・ヒョジュやムン・グニョンなどの子供時代を演じ、注目を集めた。
フィルモグラフィを見ただけでも数えきれないほどある。今年でデビュー20周年をむかえたキム・ユジョンは、ドラマ『イルジメ～一枝梅』『トンイ』『太陽を抱く月』『まず熱く掃除せよ』などに出演。特に、2016年に放送された『雲が描いた月明り』は最高視聴率23.3%を記録した。
そんなキム・ユジョンが新しく披露する作品は、『マイ・デーモン』だ。悪魔のような財閥のお嬢様ド・ドヒ（演者キム・ユジョン）と、能力を失ったデーモン（悪魔）、チョン・グウォン（演者ソン・ガン）が契約結婚をすることで繰り広げられるファンタジーラブコメだ。
キム・ユジョンは劇中、誰も信じられない未来グループの相続者であり悪魔を愛したド・ドヒ役を演じた。
キム・ユジョンは「ビジュアル的によく見えることについて悩んだ。声のトーンにも特に気を遣った。ドヒがどんな規則で生きているのか、会社の人や家族とはどのように話すのか、練習で重点を置いた」と話している。
立派に育った子役のお手本と呼ばれ、今では韓国を代表する女優となったイ・セヨンとキム・ユジョンの戦いが金曜日と土曜日の夜を飾る。予定だ。 ジャンルは違うが、“契約結婚と言う”テーマが似ているだけにさらに興味深い戦いになるだろう。
イ・セヨンが主演を務める『烈女パク氏契約結婚伝』は韓国MBCで11月24日21時50分から、キム・ユジョンが主演を務める『マイ・デーモン』は韓国SBSで11月24日22時から放送開始だ。なお『マイ・デーモン』は、Netflixを通じて日本でも公開される。
（記事提供＝OSEN）
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