ハン・ジミン主演のドラマ『ヒップタッチの女王』(Netflixで配信中)に対する反応がアツい。
『まぶしくて -私たちの輝く時間-』のキム・ソギュン監督と脚本家イ・ナムギュが再タッグを組んだ作品だけに、コメディとスリラーの華麗なジャンル転換の中で温かい感動も逃さない演出が好評を博している。
超能力者ポン・イェブン(演者ハン・ジミン)と熱血刑事ムン・ジャンヨル(演者イ・ミンギ)の共助捜査と、どこか不思議で怪しい村人たちの斬新なキャラクタープレイは、毎回大きな笑いを届けている。
「サイコミカル・スリラー」の真骨頂が発揮され、視聴率も伸びた。第4話で自己最高視聴率の7.3%(ニールセンコリア)を記録し、ヒットを予感させている。
何よりも身を惜しまない演技の中でもときめきを逃さないハン・ジミン、イ・ミンギの神がかった演技合戦が好評だ。
まずハン・ジミンは幅広い演技力を発揮し、情に厚くおせっかいな天然超能力者ポン・イェブンになりきった。格好よくも、あまり有用でもない超能力は、彼女にとって災難そのもの。ひょんなことでヒーローになったイェブンのドタバタを、ダイナミックに描き出している。
滑稽なコミカル演技はもちろん、繊細な感情演技まで自由自在に披露するハン・ジミンは、世の中にかけがえのない「天然超能力者」ポン・イェブンの人間的で愛らしい魅力をしっかりと披露している。
イ・ミンギの変身も成功的だ。
見栄とドジっぷりを兼ね備えた憎めない熱血刑事ムン・ジャンヨル役でコミカルな魅力がしっかりと発散している。
広域捜査隊に復帰するために忙しいムン・ジャンヨルが、イ・ミンギによってリアリティ溢れる人物に完成された。『私の解放日誌』で苦味いっぱいな現実演技で人生キャラクターを作ったイ・ミンギが、今回はツンツンしながらも実は温かいムン・ジャンヨル変身。
真剣だが面白く、急にカリスマ性を発揮する変化に富んだ演技で、俳優イ・ミンギの真価を発揮した。
新しく公開された未公開スチール写真は、ハン・ジミンとイ・ミンギの「面白いけどときめく」熱演の瞬間が収められた。
2人の熱演が生み出したポン・イェブンとムン・ジャンヨルの独特な関係性と神がかったやりとりが目を引く。
面白すぎるキャラクターを表現しながらも一線を守るハン・ジミン、イ・ミンギの素晴らしい緩急の付け方は、愉快な笑いの中でもピリッとした緊張感を倍増させる原動力だ。
険しかった「超能力不定期」を終え、言い争いながらもお互いに頼る共助捜査を始めた2人。コミカルとロマンスを行き来するハン・ジミン、イ・ミンギの熱演とシナジー効果が輝いている。
『ヒップタッチの女王』(全16話)は、韓国JTBCで毎週土・日曜22時30分に放送中。Netflixでも配信中。
(記事提供=OSEN)
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