4月15日に放送終了したSBSドラマ『復讐代行人~模範タクシー~』シーズン2(以下、模範タクシー2)が、自己最高視聴率21%(ニールセンコリア調べ)を記録して有終の美を飾った。
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終映前から多くの俳優が願っていたシーズン3の制作も、終映と共に現実になった。
シーズン2の成功と共にシーズン3の制作が決定するまで、主人公キム・ドギ役のイ・ジェフンの力が大きかったことは誰もが認める事実だ。
ただ、シーズン3の出演に関しては「まだ正式にオファーされていない」とし、「俳優たち全員がシーズン3をやろうとする気持ちがあり、期待を膨らませている。他の俳優たちもいるのでむやみに話せないが、(オファーが来れば)当然やりたい」と慎重な態度を見せている。イ・ジェフンは『模範タクシー』シリーズについて「僕の代表作として記憶されたいドラマなので、海外ドラマのようにシーズン制でずっと続いてほしい」という願いも明かした。
韓国の代表的なシリーズ映画となった『犯罪都市』シーズン3も、まもなくやってくる。
5月末に韓国公開予定のシーズン3は、強力犯罪捜査隊に移動した刑事マ・ソクト(演者マ・ドンソク)が、新しいチームと一緒に麻薬事件の背後にいるチュ・ソンチョル(演者イ・ジュニョク)とリキ(演者・青木崇高)を捕まえるために繰り広げる犯罪一掃作戦が描かれる。
マ・ドンソクの活躍はもちろんのこと、毎回注目を浴びてきた悪役は誰が務めるかにも期待が集まっていた状況。シーズン3はイ・ジュニョクと青木崇高を新たな悪役に迎え、再びヒットを狙う。
犯罪アクション映画やドラマがヒットと共にシーズン制となる事例が増えている。『模範刑事』もシーズン2が放送されたし、『秘密の森』はシーズン2に続いてスピンオフが制作され、ファンに新しい楽しさを与える予定だ。『ボイス』の場合はすでにシーズン4まで放送されている。
犯罪ジャンルの場合、題材が次々と登場するためシーズン制も円滑に進むほうだ。ただ、ファンの熱狂的な反応と関心があってこそ可能な話である。
『模範タクシー』の関係者も、「視聴者の熱烈な反応と、拡大可能な話という内部の共感、正義を具現するためのアイテムが無限であるため、シーズン制も出来るという共感の輪が広がった。最初からシーズン制を念頭においたわけではないが、視聴者からの声援が起爆剤になって、シーズン制を準備することになった」話した。
様々なシーズン制ドラマや映画が愛されることで、ドラマファンの間では「シーズン2祈願」をする人も増えている。プラットフォームの多様化に加え、ジャンルに対する視線が多角化された今、犯罪アクションコンテンツの人気は次第に高まっている傾向がみられる。
(記事提供=OSEN)
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