【『スベクヒャン』の最強悪女】ソルヒの嘘はどこまで王宮を混乱させていくのか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『帝王の娘 スベクヒャン』は、12月9日に第34話がオンエアされた。ここまでは、本当に波乱万丈の前半であった。

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本来なら姉のソルラン(ソ・ヒョンジン)が百済(ペクチェ)の王女なのに、なんと、ソルランの異父妹のソルヒ(ソウ)が王女になりすましていた。その結果、ソルヒはまんまと優雅な生活を手に入れていたのだ。

しかし、ソルランがウネ王妃(イム・セミ)の侍女になったことで、ソルヒは絶体絶命の大ピンチを迎えた。ソルランが自分のことに気づけば、彼女の嘘はすべて明らかになってしまう。それだけは絶対に防がなければならない。

窮地に陥ったソルヒは、ウネ王妃のお祝いの席で、こともあろうにウネ王妃の父親であるヘ・ネスク佐平(チャピョン/百済の最高位の官職)が高句麗(コグリョ)と内通しているという「でっちあげ」を武寧王(ムリョンワン/イ・ジェリョンが演じている)に告発するのであった。

王宮内は騒然となった。そんな騒動の中で、ソルランは遠目に王女を見ることになった……。果たして、妹にそっくりな王女は誰なのか?

「恐るべき悪女」のソルヒ(画像=©2013-2014MBC)

目が離せない展開

ここまでが第34話のストーリーだった。

12月12日に放送の第35話からは、新たな展開となる。正真正銘の王女であるソルランが偽の王女になりすましているソルヒの嘘をどこまで暴けるのだろうか。

そして、チョ・ヒョンジェが演じる太子ミョンノンは愛するソルランをどこまで助けていくことができるのか。

それが焦点になっていくが、まったく予断を許さない。なにしろ、ソルヒは前代未聞の強敵だからだ。あれほど狡猾(こうかつ)で情け容赦なくて悪質な女性も他にいない。とにかく、次々に繰り出す嘘と策略は際限がない。まさに「恐るべき悪女」と言わざるをえない。

こうして『帝王の娘 スベクヒャン』は、ソルヒとソルランの壮絶な姉妹対決が白熱していく。そこに、太子ミョンノンとチンム公(チョン・テス)がからんでくる。

本当に目が離せない展開になってきた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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