毎週月曜日から金曜日にテレビ東京の韓流プレミアで放送されておる『哲仁王后』で、キム・ジャグン役を務めているのがキム・テウである。
【写真】『哲仁王后』哲宗役キム・ジョンヒョン、実はこんなドラマにも出演していた!!
キム・ジャグンは、ペ・ジョンオク扮する純元(スヌォン)王后の弟で、ナ・イヌが演じているキム・ビョンインとは親子の関係にある。
そんなキム・ジャグン役を務めているキム・テウは、どんなドラマに出演していたのだろうか。
最初に注目するのは、彼の認知度を高めたドラマ『初恋』である。
1996年から1997年にかけて韓国で放送された作品で、イ・スンヨンやチェ・スジョン、ペ・ヨンジュンやチェ・ジウなど名だたる俳優たちが出演していた。
激動の時代を背景に、家族の絆や貧富の差、若者たちの夢と希望、そして切ない初恋を描いた名作で、キム・テウはペ・ヨンジュン扮するソン・チャヌの大学の友人のパク・ヒョンギというキャラクターを演じていた。
この『初恋』の後は、『哲仁王后』の純元王后役ペ・ジョンオクも出演していた『その冬、風が吹く』でチョ・ムチョル役を務め、独特の存在感を発揮した『神さまがくれた14日間ではイ・ボヨン扮するキム・ソヒョンの夫で弁護士のハン・ジフンを演じた。
さらに、出版社を舞台に物語が繰り広げられる『ロマンスは別冊付録』では、出版社の社長のキム・ジェミンに扮していた。
そんなキム・テヒの数ある出演作の中でも特に注目すべきは『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』だ。
朝鮮王朝15代王・光海君(クァンヘグン)の時代を背景にした時代劇で、光海君をチョン・ジュノ、後に16代王・仁祖(インジョ)になる綾陽君(ヌンヤングン)をカン・テオが演じていた作品だ。主演を務めたのは、チャン・ドンユンやキム・ソヒョンだ。
そんな『ノクドゥ伝』で、キム・テウは光海君の臣下のホ・ユンを演じていた。
俳優としてベテランの風格を感じさせるキム・テウ。『哲仁王后』でも彼の演技にぜひ注目してほしい。
文=大地 康
■【写真】『哲仁王后』で王妃役シン・ヘソンが積んだキャリアがかなり興味深い!
前へ
次へ