俳優イ・ジェウクがtvNドラマ『還魂』の“エンディング妖精”として活躍している。
Netflixでも同時配信中の『還魂』は、架空の国・大湖(テホ)国を舞台に、魂を取り替える“還魂術”で運命をねじられた主人公たちがそれを乗り越え、成長していくファンタジーロマンス活劇。
イ・ジェウクは劇中、主人公チャン・ウク役を演じている。特に注目すべきは、師匠・ムドク(演者チョン・ソミン)とのコンビネーションだ。
ロマンスと師弟関係を行き来するやりとりでときめきをと届け、時にはやんちゃに、時には男らしい魅力を披露しながら視聴者を魅了している。そこで今回は、話題を集めたエンディングの名場面を紹介する。(※以下、ネタバレあり)
父親によって気門が塞がれ、弱く疲れやすい体質になったなか、気門を開けてくれる達人を探していたチャン・ウク(演者イ・ジェウク)。そんななか、天下一の殺手の魂が宿ったムドクに出会う。彼女の瞳にある還魂の印を見抜いたチャン・ウクは、追われていたムドクを助けて「一目でわかった、俺の師匠」と言って師弟関係のはじまりを知らせた。
誰も開けてくれないチャン・ウクの気門。ところがムドクは彼に毒草を食べさせるという荒療治を行う。毒を解毒できず、無理やり気門を開けさせてやっと生き返ったチャン・ウクは、ムドクに向けて「死のふちから生還した、俺のイカれた師匠め」と言って次の展開に期待を高めた。
令牌を失くしたチャン・ウクは、松林(ソンリム)の総帥パク・ジン(演者ユ・ジュンサン)から杖打ち100回の罰を受ける。99回打たれたチャン・ウクは、「最後の1回はどうぞ総帥が」と、パク・ジンに裏切られた気持ちを表現し、没入感を高めた。ひたすらやんちゃに思えたチャン・ウクの試練は、キャラクターをより立体的に見せた。
幅広い演技力で今まで見たことのない魅力溢れるキャラクターを作り上げたイ・ジェウク。『還魂』の物語を引っ張っていく彼の活躍に期待が膨らむ一方だ。
(記事提供=OSEN)
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