今年の上半期は本当に面白い韓国ドラマが多かった。ラブコメ、ホラー、青春群像劇、純愛、人生ドラマ……。ジャンルも多岐にわたっていた。そんな中で、今年上半期にNetflixで配信された韓国ドラマのベスト3を選んでみた。
【写真】アン・ヒョソプが人気作で見せる「イケメンすぎる落差」の面白さとは?
果たして、どのドラマがランキングを飾ったのだろうか。
●ランキング3位/『社内お見合い』
見ていて本当に面白い。笑えるし、ハラハラする。まさにラブコメの王道を行くドラマである。主役のアン・ヒョソプは食品大手企業のカン・テム社長を演じ、キム・セジョンは社員のシン・ハリに扮した。2人は偽装恋愛をしていくのだが、いつしか本物のラブロマンスに変わっていく。
なんといっても、シン・ハリのキャラが本当にユニーク。まさに典型的な爆笑ヒロインだ。そして、アン・ヒョソプも筋金入りのイケメンで、見ていて本当に絵になる。
何か嫌なことがあっても、『社内お見合い』を見ていたら心から没頭できて気分が軽くなってくる。それが人気の秘訣だった。
●ランキング2位/『私たちのブルース』
済州島(チェジュド)を舞台に大物俳優たちがオムニバス形式で登場する。イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビン、キム・ヘジャ、コ・ドゥシム……これほど豪華なキャストのドラマが、かつてあっただろうか。俳優たちの名演技を見ているだけで、大いに納得できる最高級の人生ドラマだ。
その中でもイ・ジョンウンとキム・ウビンがMVPと呼べるほど大活躍だった。2人の存在感がドラマを一層盛り上げてくれた。さらに、イ・ビョンホンの名演技は号泣なくして見られないほど感動的だった。
●ランキング1位/『二十五、二十一』
真っ先に取り上げたいのはキム・テリのずば抜けた演技力。フェンシングに打ち込む高校生ナ・ヒドを演じたが、天真爛漫なキャラを最高に魅力的に見せてくれた。
ナム・ジュヒョクが扮したペク・イジンも、経済危機で一家離散のピンチから立ち直ってテレビ局の記者から若きキャスターにまで成長していった。そのプロセスが魅力的だった。
2人のラブロマンスも本当に良かったが、3人の仲間たち……ユリム(キム・ジヨン/ボナ)、ジウン(チェ・ヒョヌク)、スンワン(イ・ジュミョン)もドラマを大いに盛り上げてくれた。
卓越したストーリー、美しい映像美、素晴らしいOSTも三拍子そろっていて、やはり今年の上半期でナンバーワンにふさわしいドラマだ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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