KBS2の新時代劇『赤い丹心』で9年ぶりに共演するチャン・ヒョクとイ・ジュンに期待が集まっている。
初回放送を5月2日に控えた『赤い丹心』は、架空の朝鮮時代を舞台に、宣宗の嫡長子(正室の長男)イ・テが王に即位することから始まるフィクション時代劇。弱い王だった父とは違って“絶対君主”を夢見るイ・テ(演者イ・ジュン)と、生き残るために王妃になろうとするユジョン(演者カン・ハンナ)がお互いの首に刀を向け合う、政治ロマンスを描く。
イ・ジュンは劇中、王権を強化してパク・ケウォン(演者チャン・ヒョク)ら反政功臣を追い出すことが目標である王イ・テを演じる。そんなイ・テと激しく対立するパク・ケウォンは、実質的な朝鮮の権力者だが、実は誰よりも忠臣でありたい左議政(チャイジョン/朝鮮王朝行政府の序列第二位の地位)だ。
“絶対君主”を夢見るイ・テと、“キングメーカー”パク・ケウォンは牽制し合いながら熾烈な攻防を繰り広げる見込みだ。
ドラマ側は4月1日、劇中で激しい神経線を繰り広げるイ・ジュンとチャン・ヒョクのスチール写真を公開した。
相手を注視する彼らの揺るぎない視線は、お互いを騙し合う心理戦に期待を高める。また、弓を引くイ・テは激しい怒りを感じさせる一方、パク・ケウォンの渋い表情も印象的だ。2人の手強い雰囲気は息が詰まるような威圧感を与え、時代劇ファンの期待を高めている。
『赤い丹心』制作陣は「イ・ジュンとチャン・ヒョクは撮影前にたくさん話し合いながら最高の演技を見せるために努力している。2人の圧倒的な演技は雰囲気を一瞬で変え、スタッフたちの感嘆を誘っている。2人が描き出すイ・テとパク・ケウォンに、ぜひ期待していただきたい」と伝えた。
KBS2時代劇『赤い丹心』は、韓国KBS2にて5月2日21時30分に放送開始される。
(記事提供=OSEN)
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