大きな話題となった映画『パラサイト 半地下の家族』で、俳優イ・ソンギュン扮するパク・ドンイクの妻であるパク・ヨンギュを演じて、自らの名を世に知らしめた女優のチョ・ヨジョン。
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そんな彼女が2020年に韓国で放送されたドラマ『浮気したら死ぬ』で、俳優のコ・ジュンと共演した。
チョ・ヨジョンが演じたのは、コ・ジュン扮する離婚専門弁護士ハン・ウソンの妻で、推理小説のベストセラー作家のカン・ヨジュだ。
作品の台本を読んだチョ・ヨジョンは、人気のミステリー作家が自分の夫の浮気に気づいていないという設定に興味を持ち、インパクト抜群のタイトルに好奇心をかき立てられたという。
夫の浮気は絶対に許さないカン・ヨジュは、物語の中であまり笑顔を見せない女性だ。そんな女性を演じるにあたって、ヨジュがクールになった理由を自分なりに想像してみたと語るチョ・ヨジョン。
彼女は、ヨジュの過去と人間性を完全に理解すれば、演技はそれほど大変ではないと話した。
物語の序盤には、俳優キム・ヨンデ扮するチャ・スホがヨジュを抱いて逃げるシーンがあった。
それはヨジュに投げられた生卵をスホが自らの背中で防ぐ場面だったのだが、そのシーンんをモニターで見て、全員がかっこいいと言ったという。
『浮気したら死ぬ』の全32話の物語の中で、チョ・ヨジョンが一番印象に残ったセリフは、第9話のエンディングで女優のヨヌが演じる美大生コ・ミレが隠れた戸棚を開けながら言った「コ・ミレさん、ついに会えたわね」というセリフだった。
物語の展開はとてもスリリングだが、撮影現場では殺伐とした雰囲気はなく、みんな明るかったと語っている。
これまでにドラマや映画を含めて数々の作品に出演してきたチョ・ヨジョン。今年も彼女にしかできない演技で楽しませてくれることだろう。
文=大地 康
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