KBS2時代劇『恋慕』（ネットフリックスで同時配信中）が終盤へ差し掛かるにつれて緊張感あふれる展開を繰り広げている。連続で訪れる危機の中、さまざまな感情に説得力を持たせる主人公イ・フィ役のパク・ウンビンの演技も視聴者の涙腺を刺激している。
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（※以下、ネタバレあり）
12月7日に放送された第18話では、愛する人々を守るために奮闘するイ・フィの姿が描かれた。
フィを守るためにシン・ソウン（演者ペ・ユンギョン）との婚礼を決心したチョン・ジウン（演者ロウン）を見て悲しみに浸るのも束の間、秘密を暴こうとするウォンサン君（演者キム・テク）とハン・ギジェ（演者ユン・ジェムン）が目前に迫ると、フィは大きな決断を下す。
今まで自分が女性という秘密を守ってくれたホン内官（演者コ・ギュピル）とキム尚宮（演者ペク・ヒョンジュ）を、宮殿の外に送り出したのだ。
1人残って寂しい闘いを繰り広げる自分を心配する彼らに「余を信じよ、決して死なぬ」というフィには、これ以上引き下がれない君主としての風格が漂い、これからの反撃を期待させた。
一方、キム尚宮を通じてフィの過去の名前が“タミ”だったことを知ったジウンは、再びフィのもとに訪れる。続く別れの先に、新たな出会いが待っていたのだ。遠回りの末に初恋の相手ジウンに向き合ったフィの瞳には、今まで隠してきた切なさと恋しさがあふれた。
運命の渦を抜け出していくイ・フィの内面を起承転結の流れで巧みに表現し、深い沼に誘うパク・ウンビン。ジウンとのどきめくロマンスから別れ、そして敵を倒すための決然たる姿、タミとしてジウンと向き合った際の感慨深さまで、豊かな感情を届けながら『恋慕』の物語を紡いでいる。
『恋慕』は、韓国KBS2にて毎週月・火曜21時30分に放送中。日本ではネットフリックス（Netflix）にて毎週月・火曜23時30分に配信される。全20話予定。
（記事提供＝OSEN）
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