2021年に韓国のMBNで放送されていたドラマ『ポッサム-運命を盗む(原題)』。日本では、KNTVで第1話が2021年8月に先行放送され、2021年9月10日から本放送がスタートした。
このドラマは、『太陽を抱く月』や『ヘチ 王座への道』など時代劇に定評のあるバウ役の俳優チョン・イルと、本作で時代劇初挑戦となるファイン翁主(オンジュ)スギョン役を務めるアイドルグループ少女時代のクォン・ユリが初共演したことでも話題となっている。
この作品に出演を決めた理由についてチョン・イルは、監督を務めたクォン・ソクチャンが撮ると聞いて期待していたらしく、登場するキャラクターに魅力を感じて出演を決めたという。
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一方のクォン・ユリは、いつか時代劇に挑戦したいと考えていたようで、本作で演じたスギョンも、自身がやりたいと思っていた女性像と重なり、ドラマのストーリーも興味深かったと語っている。
そんな2人が役を演じる際に気を付けた点についても話した。
時代劇の経験が豊富なチョン・イルは、今までとは違う姿を見せるための努力をしたという。見た目の変化をつけるために彼はヒゲをつけたそうだ。
そして、時代劇初挑戦となったクォン・ユリは、やっぱり時代劇の言葉使いや言い回しに苦労したと語った。
それでも彼女は、とにかくスギョンの感情を理解するために演技に集中し、監督や共演者とたくさん話しながら役作りを進めていったらしい。
そのクォン・ユリが感じた撮影現場の一番のムードメーカーは、バウの息子チャドル役のコ・ドンハだという。その理由は、子供のかわいらしさにはどうやっても勝てないからだそうだ。
そのドンハの愛嬌の良さが現場の雰囲気を明るくしてくれたのと同時に、主演のチョン・イルがリーダーシップを発揮する姿は頼もしかったと語る。
そのように楽しい現場の中で撮影をこなしたチョン・イルとクォン・ユリ。本作での2人は本当にお似合いのカップルだった。
文=大地 康
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