EXOのD.O.(ディオ)として知られるド・ギョンスが颯爽とした韓服姿を披露した『100日の郎君様』は、本当に面白いドラマだった。
そして、テレビ東京の人気コーナーの韓流プレミアで、9月29日から『100日の郎君様』がスタートすることになった。月曜日から金曜日までの枠で毎朝8時15分から放送されることになっている。これは、韓国時代劇のファンにとっては本当に朗報だ。
改めて、このドラマの内容を紹介しよう。
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ド・ギョンスが演じている世子(セジャ)のイ・ユルは、悪徳高官の陰謀によって暗殺されそうになり、かろうじて善良な村人に助けられる。しかし、記憶喪失になり、新たにウォンドゥクという名前で生きることになった。
結婚相手になったのが村の娘だったホンシムである。しかし、彼女は幼いころからウォンドゥクとは縁があった。なにしろ初恋の人であったのだ。
そんな過去も忘れて、ウォンドゥクとホンシムが農家の夫婦として生きていく。
しかし、相変わらず悪徳高官の魔の手は伸びてきて、ウォンドゥクは生命のピンチにさらされる。そんな中でウォンドゥクはどう危機を脱して、再びイ・ユルとして王宮に戻っていけるだろうか。そして、ウォンドゥクを支えるホンシムは、かつて良家の娘だった過去をどう克服していけるのか。
とにかく、ストーリーが面白くて波乱に満ちている。その中でド・ギョンスがセンスのいい演技を披露してくれる。また、ホンシムに扮するナム・ジヒョンも、哀感のある表情でヒロインを見事に演じていた。
キャスティングの中でもう一つ注目したいのが、王宮で起こった事件を捜査する官僚のジェユンに扮したキム・ソンホだ。
彼は今や主役レベルの人気俳優となったが、そのキム・ソンホが新鮮なキャラクターとして『100日の郎君様』を大いに盛り上げていた。
ド・ギョンス、ナム・ジヒョン、キム・ソンホ……魅力的な俳優たちが持ち味を発揮して『100日の郎君様』は痛快な傑作時代劇になっている。今度はテレビ東京の韓流プレミアで放送されるのが本当に楽しみだ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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