俳優のチョン・イルが主演を務めて話題となっている時代劇『ヘチ 王座への道』で、ヒロインとして登場する司憲府（サホンブ）の捜査官ヨジ役を務める女優のコ・アラ。
第1話からずっとヨニングン（延礽君）役のチョン・イルやパク・ムンス役のクォン・ユルなど共演者たちとすばらしい演技でドラマを盛り上げてきた彼女は、女優として強い印象を感じさせてくれる。
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コ・アラが演じるヨジは武術に長けており、清や倭の言葉も話せる司憲府に所属する優れた女性だ。
そのため、コ・アラにとってアクションシーンの撮影はかなり大変だったと思うが、それでも最後までやりきった彼女は、完成した『ヘチ 王座への道』の映像を見て、共演した俳優や監督、脚本家、スタッフみんなの息があっているのを感じられて、胸がいっぱいになったそうだ。
さらに、彼女はこの作品を通していつもと違った自分の姿を見せられたと感じたようだ。
実際、ドラマの中のコ・アラは、最初から何かの武術をやっていたのではないかと思うほどしっかりした演技を見せてくれたが、その裏ではちゃんと準備をしていたのである。
彼女だけではなく、他の俳優たちを見ていてもそうだが、全員の演技はどれもレベルが高い。彼らはそれほど俳優として常に全力で役になりきっていることが感じられる。
『ヘチ 王座への道』では司憲府の捜査官としてアクションにも挑戦したコ・アラだが、もしまた時代劇に出演することがあったら、そのときはぜひ王妃や側室の役を演じているところを見てみたいものだ。
そして、彼女は6月13日からNHKのBSプレミアムで放送される時代劇『花朗（ファラン）』にも出演している。
果たして、その『花朗（ファラン）』ではどんなキャラクターを演じるのか。今から放送が楽しみだ。
文＝大地 康
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