ハン・ヒョジュが語った『トンイ』の苦労、チ・ジニからの影響

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7月17日から韓流プレミアで放送されている韓国時代劇『トンイ』。このドラマで主人公のトンイを演じているハン・ヒョジュは、共演者のチ・ジニについてどんなことを語っていたのだろうか。

ここではドラマ放映時にハン・ヒョジュが韓国メディアに語っていた言葉をいくつか紹介したい。

ハン・ヒョジュは連続ドラマの主役を何度も経験しているが、それでも50回も続く時代劇の撮影は本当に大変だったという。

「撮影期間が長くて体力的にきつかったのは確かですが、それはどのドラマでも同じだと思います。精神的に大変だったのは、1週間の中でいろんな出来事を次々に撮影したことです。

たとえば、最初に生んだ子供が死んでしまったのに、すぐに次の王子を産むというシーンを撮りました。そういったことを立て続けに表現するのが大変でした。

その1週間は、多くのことを自分なりに吸収して演技をしなければならなかったので、精神的にも難しいと思いました。

でも、終わってみると、肩の力が抜けて気楽になることができました。いろいろと苦労はありましたが、すべてが自分の助けになってくれたと思います」

チ・ジニから受けた影響

ハン・ヒョジュは共演者にも恵まれた。特に、粛宗を演じたチ・ジニからは大きな影響を受けたという。

「チ・ジニ先輩は、本当にいい方ですし、すばらしい俳優だと思います。私とは年齢差がかなりあるのですが、かえって気楽に撮影できたという部分もあります。

現場でも本当に楽しい雰囲気を作ってくださったので、チ・ジニ先輩がいてくださったおかげで大変な撮影も乗り切れたと思いますし、辛い撮影が終わっても活力を取り戻すことができました。

演技の面でもいろいろ助けてくださいましたが、どちらかというと生きるうえでの導きを授けてくださったという気がします。チ・ジニ先輩は人生を大いに楽しんでいます。

本当に余裕のある方で、先輩の姿を見ていると、人間ハン・ヒョジュとしても人生を大いに楽しく生きていこうと思えます。本当に特別な存在の方です」

韓国でドラマ放映された2010年、ふたりは「人口住宅総調査」の広報大使にも任命された。

人気女優だけにいつも多くの作品のオファーを受けるだろうが、20代前半の若さで時代劇の主役をやり通したことは大きな糧になった。それは、女優としても高い壁を乗り越えたことを意味していたのかもしれない。

構成=大地 康

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