『100日の郎君様』で時代劇初主演! EXOのD.O.(ディオ)が実力で魅せる一人二役

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NHK総合テレビで日曜夜11時から放送中の『100日の郎君様』。この作品は俳優ド・ギョンス(EXOのD.O.[ディオ])が、初のドラマ単独主演作である。

ド・ギョンスは、『100日の郎君様』で眉目秀麗で文武両道に秀でる世子イ・ユルと、知らぬ間にダメ男に転落したウォンドゥクの一人二役を演じ、視聴者から好評を得ている。

『100日の郎君様』は、韓国放送当時から高い話題性はもとより、美しい時代劇の背景や俳優の演技力が没入感を高めたという評価された。

紆余曲折の末、最高齢の怨女(適齢期を過ぎた未婚女性)となったホンシム(ナム・ジヒョン)と再会後、本格的に一人二役の演技をスタートさせたド・ギョンス。

まさに、『100日の郎君様』を導いた中枢だ。初の時代劇であり、初の単独主演作品にもかかわらず、安定した演技で彼はお茶の間の期待を確信に変えた。

「完全無欠の世子ユル」を鋭い目つきと落ち着いた声で繊細に表現し、刺客との対決する場面では隙のないアクションを披露。過去の回想シーンでは、少年時代に最愛のフィアンセと慕っていた実母を失った切なさと、自身を毒殺しようと企む者を探し出そうとする鋭さまで精巧に描き出している。

(写真提供=tvN『100日の郎君様』)

2014年に韓国で放送されたドラマ『大丈夫、愛だ』で演技に初挑戦したド・ギョンスはその後、映画『明日へ』(2014)、『純情』(2016)、『あの日、兄貴が灯した光』(2016)、『7号室』(2017)、『神と共に 第一章:罪と罰』(2017)など多数の映画に抜てきされ、出演作品数を着実に増やしている。

華やかなビジュアルと、それに反して純朴な役柄とのギャップが見る者を魅了してやまない。共演者との絶妙なコンビネーションとリアルな表現力も相まって、名バイプレイヤーとしての地位を築き上げた。

「アイドルが演技の世界で光を放っている」

徐々に頭角を現してきたド・ギョンスは、俳優としての可能性を認められると同時に世論をも動かしている。現役アイドルやアイドル出身者の俳優に対して依然として存在する厳しい視線を一蹴しているのだ。

ある放送関係者は、「ビジュアルの良さを買われたアイドルが主演を務めていた過去と違って、今はアイドル業と俳優業を並行しながら経験を積んだアイドルが演技の世界で光を放っている」と語る。

「アイドルは海外コンサートなど定着しないスケジュールが多く、一つの作品に集中しにくいが、ド・ギョンスはドラマにだけ集中できる期間を絞り出して撮影を終えた。作品に没頭する情熱があり、脇役から始めたこともあって、彼には偏見より肯定的な反応が多い」

『100日の郎君様』では俳優ド・ギョンスへの評価がますます高まるに違いない。

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