“韓ドラ時代劇のプリンス”として韓国はもちろん、日本でも人気を誇った男が、9年ぶりに韓ドラ時代劇の世界に帰ってきた。
その男の名はパク・シフだ。
5月17日から韓国のテレビ局であるTV朝鮮で始まった時代劇『風と雲と雨』で主演を務めている。
パク・シフと言えば、2011年に韓国の公共テレビ局KBSで放映された時代劇『王女の男』に主演したことで有名だ。『王女の男』は2012年に日本のNHKのBSプレミアでも放映されて人気を博した。
その『王女の男』以来9年ぶりの時代劇となる『風と雲と雨』でパク・シフが演じているのは、朝鮮王朝最高の観相師(人相で未来を占う占い師)であるチェ・チョンジユン。
「9年ぶりの時代劇だが、プレッシャーよりも期待のほうが大きい。『王女の男』のシナリオを読んだときよりも、期待が大きい作品です」と、パク・シフは意欲満々である。
『風と雲と雨』は人の運命を読むキングメイカーたちによる王位争奪戦を描くドラマで、明理学とサイコメトリーの要素をふんだんに盛り込んだ時代劇。
『夜警日誌』の脚本を手掛けたパン・ジヨン作家がシナリオを担当し、『太王四神記』や『師任堂、色の日記』の制作に参加したユン・サンホ監督が演出を担当している。
主演のパク・シフの脇を固める共演者たちも豪華だ。
例えばパク・シフ演じるチェ・チョンジュンの恋人にして自身もキングメイカーであるイ・ボンリョン役は女優のコ・ソンヒが務める。
千の顔を持ちながらそれを隠し虎のような目を持つ王族のイ・ハウンには、『ホジュン』『朱蒙』、最近では『オクニョ』で日本の視聴者たちにもお馴染みのチョン・グァンリョルが配役されているのだ。
パク・シフとチョン・グァンリョルの共演は韓ドラ時代劇ファンにはたまらない“夢の共演”だろう。
日本上陸が楽しみな新作ドラマである。
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