少女時代メンバー兼女優のユナが、アイドル出身俳優に対する先入観について率直な心境を明かした。
【写真】『暴君のシェフ』ユナ、撮影現場での愛らしいオフショット
9月10日に放送された人気トーク番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』には、ドラマ『暴君のシェフ』で活躍中のユナがゲスト出演し、作品への思いやこれまでの歩みを語った。
ユナは『暴君のシェフ』のオファーを受けた当時を振り返り、「最初にお話をいただいたとき、チャン・テユ監督と一緒にやってみたいという気持ちが大きかった。ウェブ小説を読んで、初期段階から一歩一歩進んでいくような気持ちで臨んだ。特別な愛着がある作品」と語った。
また「料理のシーンの95%は自分が実際に調理した。3カ月前から料理教室に通い、学んだ。料理が媒介となって物語が進む作品なので、非常に重要だった。記憶力テストのように、作る順番を覚えた状態で演じる必要があった」と裏話を明かした。
共演した俳優イ・チェミンについては「とても真っ直ぐな青年だと感じた。役作りの期間が短かったはずなのに、すべてを身につけて現場に現れた姿を見て“イ・ホンそのものだ”と思った」と称賛した。
さらにユナは「実は少女時代よりもドラマデビューが先だった。『9回裏2アウト』というドラマで女優デビューを果たし、その翌月に少女時代としてデビューした」と明かし、以降もアイドル活動と演技活動を並行してきた思い出を振り返った。
「ドラマ『君は僕の運命』を撮影しながら『Gee』の活動をしていた。寝られない日も多く、ミュージックビデオ撮影に向かう時に居眠りした記憶もある」と笑い交じりに語った。
「当時はどっちも疎かにしたくなかった。グループ活動なので、私が疲れた状態で臨んで迷惑をかけたくないと思ったし、どちらにも手を抜きたくなかった」と強調した。
アイドル出身俳優への先入観については「そういう視線はあるかもしれないが、私は自分がうまくやり遂げればそれで大丈夫という気持ちが大きかった。頑張れば評価してもらえる部分があるので」と率直に明かした。
また「一緒に活動していたアイドルたちと俳優として出会うと、親しくなくても応援するようになる。『キング・ザ・ランド』の時は“少女時代と2PMの出会いだ”と話題になり、1位も経験した」と振り返った。
アイドルと女優を両立する利点については「ダンスをやっていたので体を使うことに役立った。アクションやワイヤー演技も、コンサートでワイヤーを使って空を飛んでいた経験が活きている」と語った。
30代を振り返ったユナは「本当に忙しく過ごした。忙しい分、思い出も多いが、常に次のステップに進むばかりで、自分を振り返る時間がなかった。今は自分自身を見つめ直さなければと思っている」と心境を打ち明けた。
ユナが主演を務めるドラマ『暴君のシェフ』は、朝鮮時代にタイムスリップしたシェフが、最悪の暴君であり“絶対味覚”の持ち主の王に出会って繰り広げるサバイバル・ファンタジー・ロマンチックコメディ。
放送を重ねるごとに視聴率は上昇し、9月7日に放送された第6話では全国平均12.7%で自己最高を更新した。
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