Disney+初のオリジナル時代劇『濁流』がスチール写真でそのベールを脱いだ。『濁流』側は、人物たちの複雑に絡み合う関係性を予感させる報道スチール写真を公開した。
【写真】Disney+初の韓国時代劇で主演を務めるロウン、入隊直前に魅せた最後の変身
公開された写真には、混沌とした京江を舞台に集う主人公チャン・シユル（演者ロウン）、チェ・ウン（演者シン・イェウン）、チョン・チョン（演者パク・ソハム）、そしてムドク（演者パク・ジファン）とごろつきたちの因縁が映し出され、彼らが荒れ狂う世の流れにどんな変化をもたらすのか期待を高めている。
まず目を引くのは、隠してきた過去の秘密をムドクに知られ、囚人からごろつきへと転じたシユルの姿である。
ごろつきたちの不当なやり口に反発する反抗的な面を見せつつも、彼らもまた生き残るため必死にもがく存在であることを悟り、次第にシユルの心も揺れ動いていく。ごろつきという世界でシユルがどのような選択を重ねていくのか、好奇心を刺激する。
また、シユルを自分の仲間に引き入れ、一発逆転を夢見るムドクの欲望にも注目が集まる。常に他のごろつきから軽んじられてきた彼が、シユルをきっかけにどのような変化を遂げるのか期待が募る。
さらに、互いを理解できない表情で向き合うシユルとチェ・ウンのスチール写真は、2人の関係が“運命の出会い”なのか“宿命の敵対”なのかを測りかねる緊張感を漂わせる。
京江の秩序を牛耳るごろつきたちに翻弄されず、正義を掲げて商団を率いたいチェ・ウンと、そのごろつきの世界に足を踏み入れてしまったシユル。この相反する2人がどのように衝突していくのか、視聴者の関心を強く惹きつける。
最後にシユルとチョン・チョンの関係も目を引く。ごろつきと科挙合格の官僚という、相容れない2人が互いを切なく見つめる姿が捉えられ、彼らの間に潜む過去への疑問を呼び起こす。やがて誰かに向かって毅然と刃を突きつけるチョン・チョンの姿は、これから彼が直面する新たな局面を予感させるものとなっている。
このように『濁流』は、乱世に翻弄される人物たちの葛藤と選択を描き、複雑に絡み合う関係性がどのような物語を紡ぐのか、大きな期待を抱かせる作品となっている。
このような混迷する時代の潮流の中で出会った彼らが、濁流に呑まれてしまうのか、それとも新たな流れを生み出すのか、物語の行方への期待は一気に高まっている。
『濁流』は、朝鮮のあらゆる金と物資が集まる京江を舞台に、混沌とした世の中を覆し、人間らしく生きるためにそれぞれ異なる夢を抱いた者たちが運命を切り拓いていくアクションドラマである。
9月26日に第1話から第3話までが公開され、その後は毎週2話ずつ配信され、全9話で視聴できる予定だ。
■【写真】Tシャツを着てもあふれる高級感…女優シン・イェウン、初ファンミの舞台裏を公開
前へ
次へ
