『トンイ』チョンス役ぺ・スビンの告白「撮影中に泣いたこともあります」

このエントリーをはてなブックマークに追加

傑作時代劇『トンイ』において、ハン・ヒョジュが演じるトンイから“兄さんと”慕われていたのが、ペ・スビンが扮するチャ・チョンスだ。彼はトンイと生き別れていたが、必死になって探してようやく彼女と会うことができた。それからは、我が身を顧みないでトンイのためだけに人生を捧げていた。

【関連】『トンイ』チョンス役ペ・スビンのその後

そんなチョンスを演じているペ・スビン。彼はハン・ヒョジュと一緒に来日して、2011年10月12日に東京で記者会見を開いて『トンイ』について熱く語っていた。そのときの発言を改めて紹介しよう。

まず、チョンスが披露するアクションシーンのために、ペ・スビンは撮影に入る前にアクションスクールに長く通ったという。

「武術の練習もしっかりやりました。撮影の合間にもたくさんアクションが出てきますので準備をしました。僕が出演したシーンの8割くらいはアクションだったのではないかと思います」

次に、印象に残っているシーンについて語った。

「チョンスが序盤に絶壁から落ちるシーンがあります。敵と戦って下に落ちてしまうのですが、あのシーンは1日で撮影が終わったわけではないのです。あの絶壁を4回くらい上がりましたし、落ちるところはワイヤーを使いました。そのときもからだに重りをつけて、ワイヤーに吊られた状態から落ちるという撮り方をしました。また、水の中では水中撮影をしました。1つのシーンを撮るために半月くらいかかったので、本当に苦労しました」

『トンイ』
『トンイ』ではペ・スビンがチョンスを演じていた

『トンイ』に出演したペ・スビンの気持ち

チョンスを演じていて、心から共感した部分はどこだったのだろうか。

「撮影中に泣いたことがあります。それは、人を守るのは本当にいいことだというところです。そのことをドラマでも現実の中でも実践するのは大変だなあ、と感じました。私もチョンスを見習って『大切なのは人を守ること』『人を守れるように努力しよう』と思うようになりました」

「ハン・ヒョジュさんが演じたトンイは、たくさん嫉妬されたり妬まれていました。それだけに、チョンスが彼女を放っておくわけにはいきません。ですから、かならず守るという強い気持ちで演じていました」

このように語ったペ・スビン。彼はチョンスを本当に真摯に演じていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【関連】いま明かされる『トンイ』韓国放送時に世間を賑わせた「珍事件ベスト5」

【関連】『トンイ』の主演女優たち、今何してる?4人の近況をまとめて紹介!

【関連】トンイの真実 美化されたドラマ。本当は恐ろしかったトンイの「裏の顔」

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事