名作の後日談6/『二十五、二十一』の主役コンビは放送後にどう過ごしたのか

このエントリーをはてなブックマークに追加

キム・テリとナム・ジュヒョクが主演した『二十五、二十一』は韓国tvNで2022年2月12日から4月3日まで全16話で放送された。Netflixでも同時配信されて、日本で高い人気を示した。

【写真】キム・テリ、スタッフも感嘆するほどの美貌…韓服姿で魅了

キム・テリは、光り輝く情熱を胸にフェンシングに打ち込む高校生ナ・ヒドに扮して、その自由奔放な演技を通して生き生きとしたキャラクターを見せてくれた。

一方、ナム・ジュヒョクが演じたペク・イジンは、経済危機という嵐に人生を引き裂かれた青年であった。家族の絆がばらばらに砕けた痛みを胸に、彼は自らの努力と不屈の意志によってテレビ局記者としての未来を切り開き、そして、若きニュースキャスターに成長していった。

こうして『二十五、二十一』は、放送終了後も人々の心に深い余韻を残した。その理由は明白である。主人公2人の圧倒的な演技力、共演者たちの鮮烈な存在感、緻密かつ胸を打つストーリー、美しい映像が織りなす詩情、そして、心に染み入るOSTの旋律…これらすべてが完璧な調和を見せていたからである。

特に、キム・テリは2022年5月に百想芸術大賞・テレビ部門において最優秀演技賞を受賞した。その瞬間、彼女の表現力が時代を象徴する力となったことが証明されたのだ。

そんなキム・テリは、2024年後半には『ジョンニョン:スター誕生』に主演し、輝かしい存在感と天性の美声によって、再びドラマファンの喝采を浴びた。

キム・テリとナム・ジュヒョク
キム・テリとナム・ジュヒョク

放送終了後も深い余韻を残したドラマ

2025年5月には、同作によってふたたび百想芸術大賞・テレビ部門の最優秀演技賞を受賞するという快挙を成し遂げた。一度だけでなく二度も「最優秀演技賞」を受けるというのは、俳優として本当に嬉しいことだろう。

ナム・ジュヒョクは『二十五、二十一』の撮影終了後、ドラマ『ヴィジランテ』の撮影に取り組んだ。その後、自ら志願して首都防衛司令部軍事警察団機動隊に入隊し、2023年3月20日より兵役に就いた。18カ月という軍務期間を終えて、2024年9月19日に除隊し、再び芸能界に戻ってきた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【写真】俳優ナム・ジュヒョク、除隊して2カ月半で肩幅がさらに大きく!?“黄金比率のプロポーション”で圧倒

【関連】ナム・ジュヒョク、除隊8カ月ぶりにカメラに映った!『君は天国でも美しい』現場にサプライズ訪問

【関連】“冬眠”で10cm成長!?キム・テリが明かす中学生時代のビックリエピソードとは

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事