Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3において、イ・ジヌクが生存と完結の流れを牽引する隠れたキープレイヤーとして強烈な存在感を放った。
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イ・ジヌクが演じたのは、参加者番号246番のパク・ギョンソクという男だ。物語の冒頭から最後の瞬間までストーリーの軸を貫き、張り詰めた緊張感を生み出した。
病気の娘の治療費を稼ぐため、自ら死のゲームに身を投じた画家ギョンソクは、開始直後に銃撃を受け、生死の境をさまようことになる。イ・ジヌクは、絶望と決断の間で揺れる内面を繊細かつ抑制の効いた演技で表現し、視聴者を物語へと深く引き込んだ。
特にギョンソクは、ゲームの中心に立つことはなかったが、常に危機や葛藤に巻き込まれ、別軸の緊張感ある物語を形成した。
カン・ノウル(演者パク・ギュヨン)との関係性を通じて、感情のうねりやドラマの骨格を丁寧に編み上げ、キャラクターの苦悩を静かに、しかし確かな重みで伝えることで、作品全体のバランスを支えた。また、島からの脱出シーンでは、身体を張ったアクションと感情の爆発的な演技で、物語の緊迫感を最高潮へと導いた。
海上で繰り広げられる銃撃戦と緊迫の追撃戦の中、娘のもとへ辿り着こうとする父親の執念を、イ・ジヌクならではの真に迫る演技で描き切った。
そして、シーズン最終話で描かれるノウルとの再会シーンでは、ギョンソクが背負ってきた父としての重責、生き延びたことへの安堵、そして新たな人生への一歩を踏み出す際の複雑な感情を、深みのある演技で表現し、物語を重厚に締めくくった。
配信直後から視聴者からは「イ・ジヌクだからこそ成立したキャラクター」「ギョンソクの重みがしっかり伝わってきた」「シーズン3のもう1人の主人公」といった絶賛の声が相次いだ。
なお、イ・ジヌクは『イカゲーム』シーズン3に続き、弁護士役として主演する韓国JTBC新ドラマ『エスクァイア:弁護士を夢見る弁護士たち』を8月2日(土)夜10時40分より放送スタートする。
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