韓国観光公社は、大阪・関西万博会場内にて5月13日(火)から5月16日(金)までの期間、韓国の最新カルチャーを発信するナショナルデー関連イベント「KOREA Connected」を開催。
ナショナルデー当日となる5月13日(火)には、日韓をはじめアジアでも高い人気を誇る俳優・坂口健太郎の「韓国観光名誉広報大使」任命式や、韓国の音楽や美容、ファッションなど、あらゆるK-カルチャーの魅力を体感できるイベント「韓国コレクション」を開催。出演者の皆さんより、韓国観光の新たな魅力が語られた。
韓国コレクションのスペシャルゲストとして、韓国観光名誉広報大使に任命された俳優・坂口健太郎が登壇。
輝くブロンドヘアとともに鮮やかに登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が送られた。続いて、大韓民国文化体育観光部のユ・インチョン長官がステージに登壇し、坂口をハグで歓迎。
「韓国観光名誉広報大使」の委嘱牌がユ長官から手渡されると、坂口は両手で丁寧に受け取った。
ユ長官は、冒頭に「僕はユ・インチョンと申します。よろしくお願いします。僕は坂口健太郎さんが大好きです!」と、日本語で挨拶し、会場を和ませました。続けて、「坂口健太郎さんに韓国観光名誉広報大使を受託いただき、本当にありがたいです。坂口健太郎さんが両国の若い皆様が未来に向かって共に走っていけるように、様々な役割を果たしていただきたいと思います」と、坂口への期待と日韓の未来に向けた想いを語った。
坂口は、ユ長官のコメントを受け、「この度は韓国観光名誉広報大使に任命いただき、とても光栄です。初めてお話をいただいた時、僕に務まるだろうかと思いましたが、韓国でドラマを撮らせていただいたり、様々な活動をするなかで、自分にもできることはまだまだあるんじゃないかという気持ちもありました。コミュニケーションや文化の違いがあるなかで、橋渡しのような立場を任せてもらえるのはとても光栄なことだと改めて思いました。これから日本や韓国の皆さんに、お互いの国のことをより深く知ってもらえるように精一杯務めさせていただきたいと思っています」と語り、大使としての決意を新たにした。
任命式に続いて行われたトークセッションでは、ユ長官と坂口が登壇し、韓国の観光地の魅力について語り合った。
来場者に向けておすすめの観光地を尋ねられたユ長官は、「皆様におすすめしたいのが、慶州です。日本で言えば京都のような都市で、非常に古い“古都”です。今年10月にAPEC首脳会談が慶州で開催される予定です。韓国の伝統ある新羅の文化を体験することができます。このような古都に行っていただくことで、混雑した大都市とはまた違った趣を感じていただけると思います」とコメント。
坂口は「まだ伺ったことがないので興味があります。僕もすごく歴史が好きで。都心で撮影することが多いんですけど、韓国の古都にも行ってみたいと思いました」と関心を寄せ、歴史と文化が息づく街・慶州に対する期待が広がるひとときとなった。
続いて、坂口が韓国観光名誉広報大使として出演した観光ポスターが、本日初めてお披露目された。
スクリーンに映し出されたのは、爽やかさのなかにどこかノスタルジックな雰囲気を感じさせる新ビジュアル。客席からは、ひときわ大きな拍手が湧き上がった。
坂口は、「ポスターは3週間くらい前に撮影しました。(撮影時は黒髪だったんですけど)時間に余裕があったので、雰囲気を変えてみようと思って韓国で金髪にしました。本当は金髪にする予定じゃなかったんですけど、“せっかくなら金髪にしてみようかな~”とぼそっと言ったら、こうなりました」と、はにかみながら当時のエピソードを披露した。
トークショーの後半には、来場者から事前に寄せられた質問に坂口が答えるQ&Aコーナーが行われた。
1問目の「韓国で必ず買うものはありますか?」という質問には、「リップクリームとか、パックとか。これだけつけとけばいいみたいなもの。あとはビタミンも買ってます!」と回答。「撮影中に監督に“ビタミン飲んでるか?”と聞かれて、“飲んでない”と答えたら、“絶対に飲まなきゃダメだよ!”と言われて。それから買ってます」とエピソードを交えて話し、K-Beautyの意識の高さを語った。
続いて、「坂口健太郎くんの韓国語の習得がすごいなと思うんですが、どうやって覚えているんですか?」という質問には、「全然すごくないです!」と少し驚いた様子で回答。
「撮影に入ったときに“皆さんと喋りたい!”と思って、通訳の方に日々聞いていました。ただ、ハングルが全く読めないので、耳で聞いて覚えてます」と語り、学びの姿勢を明かした。
また、印象的なエピソードとして、「韓国のファンの方が、自分のファンになったことがきっかけで日本語を勉強していると教えてくれて、すごく嬉しかったです。通訳の仕事を目指していて、“いつか一緒に仕事がしたいです”と言ってくださって。嬉しいですよね」と感動をにじませた。
トークの締めくくりには、韓国観光名誉広報大使となった坂口から、来場者へ向けたメッセージが届けられた。
「仕事でもプライベートでもよく行きますし、とっても好きな国ですので、皆さんもぜひ行ってみてください!」と語りかけると、客席からは大きな拍手が送られた。
最後に手でハートのサインを送ると、会場は温かな熱気に包まれ、笑顔と拍手があふれるクロージングとなった。
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