朝鮮王朝の政治の中心を担った昌徳宮(チャンドククン)、世界遺産にも登録

2020年05月01日 紀行 #名所・紀行
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王宮だった景福宮(キョンボククン)の離宮として、1405年に建造された昌徳宮(チャンドククン)。

“壬辰倭乱(イムジンウェラン)”時に焼失してしまうが、1615年に15代王・光海君(クァンヘグン)によって再建され、27代王・純宗(スンジョン)の時代まで、約270年間、王朝の政務の場として使用された。

朝鮮王朝時代の宮殿の中で最も保存状態がよく、正門である郭化門は、壬辰倭乱の焼失を免れた唯一の建造物とされる。

王宮だった景福宮の離宮として、1405年建造(写真=韓国観光公社)

また、韓国最古の石橋といわれる錦川橋(クムチョンギョ)や、王の即位式などが行われた仁政殿(インジョンジョン)などは必見。

宮殿内北側には、28棟もの楼閣と豊かな緑の調和が美しい秘苑もある。1997年には世界遺産の文化遺産にも登録されている。

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