数ある動画配信サービスの中でも近年、韓国ドラマの躍進が目覚ましいのが『Disney+(でズニープラス)』だ。一昨年は『ムービング』、昨年は『サムシクおじさん』『照明店の客人たち』など、ディズニープラスでしか見ることができないオリジル作品が数多く評価された。
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もちろん、2025年もディズニープラスで独占配信されるオリジナルドラマが多数ラインナップされている。その充実ラインナップを紹介しよう。
キム・ダミ×ソン・ソックによる本格サスペンス『ナインパズル』
10年前に起きた未解決事件の唯一の目撃者であるプロファイラーと彼女を容疑者だと疑っている刑事が、連続殺人事件の秘密を暴いていく本格サスペンス。
あらすじはこうだ。
10年前に叔父が殺害された事件の唯一の目撃者でありユン・イナは、悲劇に見舞われた幼少期を経て、犯罪プロファイラーとして成長。危険な新事件に真っ先に放り込まれることに。
イナと共に事件を捜査するのは捜査一課のエリート刑事キム・ハンセム。謎に包まれたパズルで始まった連続殺人事件の秘密を明かすために奮闘するが、犯人は警察を翻弄するばかり。イナを10年前の殺人事件の容疑者として批判し続けているハンセムも、新たな犠牲者を生むわけにはいかないと互いに協力し捜査することになるが…。
ユン・イナを演じるのは『梨泰院クラス』でヒロイン役を演じたキム・ダミ。刑事キム・ハンセンには『私の解放日誌』『カジノ』のソン・ソック。
昨年11月にシンガポールで行われた『ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024』でソン・ソックは「私が演じるハンセムは、韓国ではみたことがないビジュアルからユニークな刑事です。彼が自分よりもユニークなプロファイラーに出会い、ケミを見せていきます」と役柄を説明。
プロファイラーのイナを演じるキム・ダミは「演じる中でイナならではのプロファイリング方法があると感じました。監督と話しながら、多様な面を見せるよう頑張りました」とコメントしていた。
演出のユン・ジョンビン監督によると、「初めて脚本を手にした時、11話までどんでん返しが続く予測不可能な展開に惹かれました。犯人が誰なのか、視聴者の方が最後まで好奇心を保てるよう意識しました」とのこと。期待大だ。
豪華キャストによるクライム・アクション『パイン ならず者たち』
ドラマ『ミセン－未生－』のユン・テホ作家のウェブトゥーンを原作とした、クライム・アクション。沖合で貴重な財宝が発見されたことを機に、ならず者たちがその財宝をめぐり激しい奪い合いを繰り広げていく。
時代は1970年代の韓国。海の底で何世代にもわたって失われていた財宝を発見し、その財宝の一部を持ち帰った漁師たち。やがてその財宝が深海に潜るものを待っているという噂が広まっていく。
そんな中、憂鬱な生活から抜け出したいオ・ヒドンは、叔父のオ・グァンソクと手を組み、いち早く財宝を手に入れようとする。しかし、2人の計画を知った両家族の間には緊張感が走り…。果たして、失われた財宝を手に入れるのは誰なのか―!?
オ・ヒドンを演じるのは、『浪漫ドクター キム・サブ』『イ・ドゥナ!』のヤン・セジョン。叔父オ・グァンソクには『ムービング』など出演作多数のリュ・スンリョンが扮している。
Disney+初の韓国オリジナル時代劇『濁流』
青い京江（今の漢江）が濁ってしまった無法地帯の朝鮮を舞台に、過去を隠して不良になったシユル（演者ロウン）と、賢明で正義感あふれるチェ・ウン（演者シン・イェウン）、清廉な官吏を夢見るジョン・チョン（演者パク・ソハム）の3人の怒涛の運命を描くドラマだ。
2012年の映画『王になった男』で1200万人の観客を動員したチュ・チャンミン監督が初のシリーズ演出に挑み、時代劇『推奴』をヒットさせた脚本家チョン・ソンイルが14年ぶりに時代劇を手がける。
ヒットメーカーたちと共にドラマの完成度を高めるキャスト陣には、ロウン、シン・イェウン、パク・ソハム、パク・ジファンが起用された。
特にドラマ『偶然見つけたハル』や『恋慕』で多彩な演技を見せてきたロウン。今回は麻浦（マポ）の渡し場を牛耳る不良のチャン・シユル役でこれまでにない荒々しい役柄に挑戦する。
構成=韓ドラ時代劇.com編集部
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